そらるより有名です【part2】

69話 ページ33

『えっとぉ、そのぉ、純愛物でぇ』



マネ「うん」




『きゃは♡みたいな……』






目から光がなくなっていく美海ちゃん。殺される気がするのは気のせいだと思いたい。うん。



















マネ「お前、今考えたろ」








マネ「内容薄すぎ。こんなんで売れると思ってんの？あんなに期間あげたのに？考えてないって？あ？」








………:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):








『ｽｲﾏｾﾝﾃﾞｼﾀｧｧｧｧｧｧｱ‼︎‼︎‼︎‼︎』



『ﾜﾙｷﾞﾊﾅｶｯﾀﾝﾃﾞｽ‼︎ｹﾞｰﾑｶﾞﾀﾉｼｶｯﾀﾝﾃﾞｽ‼︎』






マネ「は？」











『ｻｰｾﾝｯｼﾀ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎』






美海ちゃんの圧に押されて、真実を吐いてしまう。ちっ、隠し通すつもりが……！！



良い感じの言い訳が思いついたのに……！！！









いつのまにか正座させられる私。いや、あの、私が家主なんだけどな……












おい、そんなドン引きした目で見んなよ！？やめろよ、惨めだからって！！！！！





泣いちゃうめうう……








あ、ちょ、ごめんって！！！！！逃げないで！？ちょっと流行りに乗っただけであり！！！！







マネ「おい」



『はいすみませんもうしません』





現実逃避をしていたらすぐさま圧をかけてくる美海ちゃん。あら怖いけど可愛い。










マネ「じゃあ、今から考えるよ」





ため息をついて、また椅子に腰掛ける美海てゃん。



きゃわうぃーね。










え？気持ち悪い？









……なんか今日いつもの倍辛辣じゃない？？













マネ「で？ざっくりとしたテーマは？」




『えっとね……』














＿＿＿＿＿＿＿







『終わった〜！！！！』




マネ「じゃあ帰るね、ばいばい」





『ちょ』








引き止める間もなく、颯爽と帰っていった。








私と美海ちゃん用のダブルベッドはどうなるの！？！？いつ使えばいいの！？！？







今日こそ寝てやろうと思ったのに。









私は不貞腐れて、あらかじめ溜めておいたお風呂に入りに行く。




浴室に入って、湯船に浸かった。














『あっっっつ！！！！！』








今日も今日とて、まともに過ごせる日はいつなのかな？



あしたもがんばっちゃうぞ♡
















殴らないでくださいすんません

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