42話 ページ2
『Twitter…?』
Twitterといえば、彼方を無事にダウンさせた某アプリじゃんか。
『大丈「よし!!」』
ほーら!!やっぱり私が言い終わる前に被せるよね!!多分一年に千回以上私の声はかき消されるわ。
真冬「ポチッとな☆」
『あ』
真冬は満足したような顔をして、スマホを机の上に置く。そしてソファーに転がっている彼方を潰すように乗り掛かる。
彼方「グフゥッ…」
でも、気を抜くのも束の間。
ピコンピコンピコンピコンピコンピコンピコンピコンピコン…
真冬「え」
ピコンピコンピコンピコンピコンピコンピコンピコンピコン…
真冬「」
そう、皆さんご察しの通り、こうなるのだ☆ごめんね、私が有名なせいで☆
ごめんって、そんな蔑んだ呆れた顔すんなよ。私たちさぁ、久しぶりじゃん?約1ヶ月振りじゃん?せめて嬉しい顔しようぜ?
謝るから!!ねぇ、逃げないで!!!ごめんって!!ちょっと調子乗っただけだから!!
真冬「アゥゥ↑」
イルカのような声を上げて、無事に死んだ真冬。
彼方「フッ…」
彼方「俺に乗っかった罰だ…」
そう言って彼方も死んだ。
…ん?前と話の書き方が違うって?
理由は簡単だよ。この1ヶ月近くスマホ奪われて書けなかったから、書き方掴めてないんだよ。大丈夫。すぐ戻るから☆
しろさば「にゃぁぁ」
_(┐「ε:)_←こんな感じになった私の足元に、しろさばが擦り寄ってくる。かぁいいねぇ。
『どうしたんだい、我が戦友よ』
しろさば「( ˙-˙ )」
あ、逃げた。どしたんだ、しろさば。
しろさば「(ヤベェ飼い主来たぁぁぁ)」
初っ端から猫に変人扱いされる翠雨さん。まぁ、コイツ気づいてないしな。わろた。
死体になった2人を無視して、私はパソコンを開く。
中々書けない、完結できない小説がある。おかげさまで自信失うわ。ぴえん超えてぱおん超えて一周回ってぴえんになる。(?)
ゴキブ●が出ても、パソコンのデータが消えても、近所の小学生に「おばさん!」と呼ばれても笑顔でスルーしてきた不屈の精神の私が自信を失う…
凄いな、明日槍が降るから皆避難の準備しろよ!?ポテチ一袋あったら大丈夫だから♡
タイピングしながらも鳴る、真冬のスマホの通知音。多分友達だろうな。
真冬「我が人生に、一生の悔いなし…」
彼方「神は言っている…まだ死ぬ定めではないと…」
そばでコントをしている死体をハリセンで叩いて、私はまたもやパソコンを打ち始めた。
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キース(プロフ) - るるおさん» なんと嬉しい言葉……更新!頑張り!!ますので!!!これからもよろしくお願いしまァァァァす!!!! (2022年1月7日 10時) (レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
るるお(プロフ) - とんでもなく面白い小説を見つけてしまった……続きが!楽しみ!!デェス!!!更新楽しみにしてます♪ (2022年1月7日 0時) (レス) @page28 id: 877b8d529d (このIDを非表示/違反報告)
キース(プロフ) - 月の光さん» 数えたんかい!!!!なぜわかった…!?まさか、お前、勇者か……!?えー、翠雨ちゃんが終わる瞬間も見つめてあげて下さい(白目) (2021年12月5日 13時) (レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
月の光 - アの数数えましたー!エンダァァァァァの方が31でイヤァァァの方が35でしたー! 夢主ちゃんおわたやな (2021年12月5日 12時) (レス) @page25 id: 7a85c7ca1e (このIDを非表示/違反報告)
キース(プロフ) - 魔灯さん» マネちゃんはお強いですから…w (2021年10月1日 19時) (レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
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