紅茶のチカラ ページ23
『…よしっ！！』
美術の授業で出た宿題…
それは【大切なもの】を絵に収めよう、というもの。
なんでもいいからみんなそれぞれの大切なものを自分なりに小さなキャンバスに描いてみんなの前で発表する。
『すっごい緊張するな…』
空助「なになに…【大切なもの】を絵に収めよう…ふむふむ…」
『うわっ？！！』
ﾊﾞﾝｯｯ
空助「…それ何隠したの？」
『なんでもない！だから出てって！！』
空助「もう…冷たいよ、A…」
『ダメだもん！見ちゃダメ！！』
いつの間にか部屋に入ってきていた空助兄さん。
後ろから急に話しかけてくるものだからすっごくビックリしちゃった…
それにどうしてもキャンバスを見ようとしてくる。
やめて欲しい…
家族に見られるのは恥ずかしいからこっそり描いてこっそり持っていこうと思ってたのに！！！
楠雄:…ほう…これはこれは。
『あっ！！だから、見ちゃダメだって！！』
楠雄兄さんまで…！！！
僕は兄さん2人に見られないようにカバンの奥底に詰めて持ち逃げした。
『友達の家に行ってくる！！今日はお泊まりしてくるから！！』
ーー
ー
『ごめんね…』
友「いや、いいよ。てか元々そういう話だったっしょ。」
少し早めに着いてしまったので謝った。
それでも許してくれるなんて…優しい！！
お部屋がまだ片付いていなかったらしくリビングで待たせてもらった。
友母「お茶とジュース、冷えてるけどどっちがいい？あ、暖かいものの方がいいか！寒いもんね…お茶と紅茶があるよ。」
『ありがとうございます！じゃ、じゃあ紅茶ください！』
友達のお母さんに暖かい紅茶を用意してもらっている途中に友達が部屋から出てきた。
友「掃除終わった。」
友母「じゃあ、あなたも紅茶、一緒に飲みな？」
どーぞ、と目の前に出された紅茶。
すごく綺麗なオレンジ色でとても美味しそうに見えた。
『わぁ…！綺麗な色ですね！いただきます！』
…あ、おいしい！
僕は紅茶の色や匂い、そして友達と楽しみながら暖かい紅茶を飲み干した。
芯から暖まって最初まで少し緊張していたものが取れた気がした。
紅茶の力、恐るべし…！！！
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ゆーり。(プロフ) - おもちやよ〜さん» うっ…！(嬉)ありがとうございます！これからも夢主君を可愛がってやってください( ܸ ‐ ‐ )¸¸ (7月17日 16時) (
レス) id: 8269ed8da4 (このIDを非表示/違反報告)
おもちやよ〜 - 夢主君が可愛すぎて辛いです。 (7月16日 14時) (レス) @page16 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 面白〜い☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆続きが楽しみです！ (2022年7月21日 8時) (レス) @page6 id: 279e5ec09b (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり。(プロフ) - オリフラ取れてて良かったですε-(´∀｀;)ﾎｯ どうかこれからもよろしくお願いします(´；ω；｀) (2022年7月10日 18時) (レス) id: 790f91b4e2 (このIDを非表示/違反報告)
セーラス(プロフ) - オリフラ取れてますよ〜 (2022年7月9日 23時) (レス) @page6 id: be589a2890 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆあたり | 作成日時：2021年11月5日 14時
