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｢そんな目で私を見てたわけ？阪本は｣
阪本｢今気づいたけど。そうやったみたいやわ｣
｢……それでどういうつもり。｣
阪本｢今の彼氏と別れて、俺と付き合ってくれ｣
｢や……、｣
アハハハ！！とけたたましい笑い声が沸き上がる。ビックリして言葉を詰まらせると、Aが目の前で身を捩りながら涙を流して笑っている。
あ、こんな笑ってるA久しぶりに見た。
ずっとロボットみたいな顔してたもん、そういえば。
｢それっ！！最強におもろいで阪本！！アーー！！しぬ！！死んでしまうーっ！！｣
最高の冗談ありがとう、と肩に手をかけてヒィヒィと彼女の喉が空気を通る音がした。
眉間の血管が疼いて、衝動的にその腕をとる。
阪本｢俺マジやねんけど。笑うなよ｣
｢？……いや、何言ってんの……私、彼氏おるんやで……？｣
阪本｢だから別れろって言ってんの。彼女に手あげる男なんて、クズに決まってるやん｣
｢や、やめてよ、しょうくんのこと悪くいうの……｣
阪本｢は、彼氏しょうくんって言うの。俺も丁度下の名前匠伍やから、しょうくんってあだ名つけられるで。ほら、なんも問題ないやん｣
｢ちょっと！マジでふざけんといて！なんなん、さっきから！！｣
笑われへん域まで来てるって……と、すっかり萎縮したAは怯えたようにこちらを見る。掴んだ手は、若干震えているようにも思える。
今日の阪本なんか変やで、って、変なのはお前や。
ぶたれてもずっと好きなんて絶対うそや。
もうとっくに好きな気持ちなんてないくせに、捨てる覚悟を持ってないだけで何をそんなに躊躇ってんねん。
阪本｢俺にした方が、絶対いい。
怖がらんでええから｣
勢いのまま、その白すぎてもはや青い手を見ながら、ゆっくり絡めて言った。
毛を逆立てて威嚇している猫のようなAは、パクパクと口を動かして、
慌てて首を振って、｢ヤイッ、ヤ、イヤ！！！｣と変な言語で叫んで手を振り払った。
それすらもなんでか、愛おしくて愛おしくて。
……俺は自分の気持ちから目を背けて、考えへんようにして、
本当はこいつが好きやったのに、知らんふりをして……。
彼氏がおるからって、諦めて……。
Aが幸せやったらそれでいいんやって、考えてること頭の隅に追いやって……。
阪本｢俺は、お前がそれで笑えてるならいいやって思ってた｣
｢……｣
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8ﾋﾌﾍﾎ(プロフ) - 流さん» いえいえ全然大丈夫です！！！いつまでもお待ちします☺️ありがとうございます！ (2月21日 8時) (
レス) id: 24374c049d (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 8ﾋﾌﾍﾎさん» わーありがとうございます😊今リクエストがかなり溜まっておりまして、消化するのがだいぶ先になってしまうかもしれないんですがよろしいですか…！？😭 (2月20日 9時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - いとさん» オワ〜いとさん😭😭！こちらこそありがとうございました…！！やっぱりいとさんの書かれるようなダイナミックなtjさんは難しかったです……T Tもっと作品読んで解釈深めないと……🤔楽しんでいたたけたようでなによりです😭 (2月20日 9時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
8ﾋﾌﾍﾎ(プロフ) - はじめまして！！！！流さんの作品とても好きです！！！いつもニヤニヤしながらお話読ませていただいてます( *´꒳`*)ﾘｸｴｽﾄいいですか？ｸﾛｵﾋﾞのｵｵﾆｼさんのお話が見て見たいです…！ (2月20日 8時) (レス) id: 24374c049d (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - 流さんこんにちは飛んできました！リクエスト答えてくださりありがとうございます、最高でした(；；)私は流さんが書かれる男勝りな主人公ちゃんが大好きなので、それプラス嫉妬tjさんでめちゃくちゃ嬉しい組み合わせでした…！何回も読み返します！(^^) (2月19日 17時) (レス) @page43 id: 5013af6899 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2024年1月22日 3時
