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辻｢ずーーっと後輩ば〜〜っか見てんねんもん。俺の事も少しは見てくれや｣
｢、？、ちょっと……何を言ってるかよく分からんねんけど、……」
辻｢ま、その鈍感さも逆に燃えるというか、攻略しがいがあるというか｣
｢……なんなんあんた、私の事好きなん？｣
訝しげにそう聞くと、うん、となんの躊躇もなく頷く辻。ぽかんと拍子抜け。
これは冗談か、本気かどっちだ？
以前、若手の子がたまたまそばにいた時に、｢辻さんってほんましっかりしててカッコイイ！大人の男性って感じする！｣と呟いていたことがある。
んなわけねぇだろ。この様を見てみろ。大人どころか、赤ちゃんだよこいつは。
あーあかんあかん、また辻に振り回されとる。ほんま疲れる……。
｢好きなんやったらもっと別のアプローチあるやろが｣
辻｢だからしてるやん。Aが気づいてないだけやで」
｢……鈍感ですみませんねえ｣
あと、私辻のこと好きちゃうで、とスッパリ言い切ると、それも知ってる、と腕を組んでウンウン頷く。
辻｢俺はあくまで、『俺のことを好きじゃないA』を攻略したいわけよ」
｢それほんまに言ってるんやったらこじらせすぎてるで」
辻｢俺はいつだって本気や？」
マユリカと絡んだり、同性の熊プロと遊びに行くのもマジで気に食わん、と手首を掴まれる。
ハッ、と脳みそが危険信号をキャッチする。
慌てて周りを見渡すが、｢誰もおらんで｣と辻の、嫌に穏やかな声しか聞こえないぐらい、楽屋は人っ子一人おらず、静まり返っている。
じわり、と脂汗が滲む。
怖い。
得体の知れないものと喋ってるみたいだった。
辻｢遠回しでも、直接的でも、どんな嫌がらせしても、お前はそうやってヒラヒラ交わして。俺がやってるなんて全く考えてないみたいやな｣
ある意味それは信頼されてるってことかもしれんけどさ、とペラペラ喋る辻のそばで、ギリ、と手首から音が鳴った。
とんでもない握力。じんわり痛みが伝わってくる。
｢辻……ちょっと、落ち着いて」
辻｢なんでこんなに四六時中おまえのこと考えてるのに、おまえは俺を除け者にすんねん？｣
｢してないって」
辻｢今まで付き合った彼女に嫉妬するなんてたかが知れてる程度やったけど、
付き合ってもないAには、俺以外の人間と喋ってんの見るとめちゃくちゃ独占欲湧くし、腹立つねん。
おまえが悪いねんで、俺を変にさせやがって……」
責任とってくれやあ、なあ〜。
その場の緊張感にそぐわない、間延びした声。もはや言葉を言うことすらも出来ずに、私はその場で硬直した。
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8ﾋﾌﾍﾎ(プロフ) - 流さん» いえいえ全然大丈夫です！！！いつまでもお待ちします☺️ありがとうございます！ (2月21日 8時) (
レス) id: 24374c049d (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 8ﾋﾌﾍﾎさん» わーありがとうございます😊今リクエストがかなり溜まっておりまして、消化するのがだいぶ先になってしまうかもしれないんですがよろしいですか…！？😭 (2月20日 9時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - いとさん» オワ〜いとさん😭😭！こちらこそありがとうございました…！！やっぱりいとさんの書かれるようなダイナミックなtjさんは難しかったです……T Tもっと作品読んで解釈深めないと……🤔楽しんでいたたけたようでなによりです😭 (2月20日 9時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
8ﾋﾌﾍﾎ(プロフ) - はじめまして！！！！流さんの作品とても好きです！！！いつもニヤニヤしながらお話読ませていただいてます( *´꒳`*)ﾘｸｴｽﾄいいですか？ｸﾛｵﾋﾞのｵｵﾆｼさんのお話が見て見たいです…！ (2月20日 8時) (レス) id: 24374c049d (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - 流さんこんにちは飛んできました！リクエスト答えてくださりありがとうございます、最高でした(；；)私は流さんが書かれる男勝りな主人公ちゃんが大好きなので、それプラス嫉妬tjさんでめちゃくちゃ嬉しい組み合わせでした…！何回も読み返します！(^^) (2月19日 17時) (レス) @page43 id: 5013af6899 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2024年1月22日 3時
