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いそいそとワークを広げる秋定くんをぼーっと見てると、後ろで中谷くんと喋ってた阪本くんが戻ってきた。うわ、とわざと聞こえる声で嫌な声を出す。
秋定｢なんやねん笑」
阪本｢真面目かよ！」
秋定｢次赤点とったらやばいねんて」
阪本｢そんなん俺もじゃ」
秋定｢あかんやんけ笑」
チラ、と私の方を一瞥して、｢ドーナツ待ってるからまじで」と釘を刺す。なんか、めちゃくちゃ楽しみにしてない？
｢あ、うん。でも期待せんといてって言ったやん」
秋定｢ドーナツ？」
｢そう、バレ……」
阪本｢秋定には関係ないし！」
｢……」
秋定｢関係ないことないやろ。今A言おうとしてたやん」
阪本｢……おまえら、下の名前で呼んでるん？」
秋定｢や、まあ、俺が一方的やけど」
へえ、と真顔で返事をする阪本くん。黙りこくって私の顔をじーっと見る。
｢え、何？」
阪本｢じゃあー俺もAって呼ぶ。」
｢え……ええけどさ」
秋定｢さっきからなんやねん笑」
阪本｢なんでもないし」
はよ帰るぞ豚、とツンとして｢女子の前で豚って呼ぶのやめろマジで！」と、私の方をチラチラ見ながら怒ってる中谷くんを連れ、教室を出ていってしまった。
ぽかんとしている私と、呆れてため息を着く秋定くん。
秋定｢あいつほんま、わかりやすいったらありゃせんな」
｢なにが？」
秋定｢……Aは分かりにくいったらありゃせんな」
｢なにがってだから」
あ、あとさっき言ってたのはバレンタインね、秋定くんは既にあげることは決定済みやし、拒否権ないから、とシャーペンを出しながら言う。
何も返事をしない秋定くんを不審に思って顔を上げると、なんか疲れた顔をしている。
秋定｢うん……Aが悪いかもなあ、こればっかりは」
｢そういうニュアンスで悪いところ指摘すんの、やめて」
秋定｢注意しても天性のものやから理解できひんし直されへんて」
｢なんなんよ」
もう教えたれへんから、と鋭く睨むと、それはマジで勘弁、と縮こまって秋定くんは頭を下げていた。
そんなこんなでバレンタイン前日。帰りにスーパーで材料買わんとな〜と考えていると、チョンチョンと肩を叩かれた。
｢ん？……あ、中谷くん」
中谷｢あ、名前覚えててくれたんや……！ありがとう」
｢阪本くんと仲良くしてんの、よう見るし」
中谷｢あはは、嬉しいなあ」
なんか用？と首を傾げると、明日バレンタインやんか、と嬉しそうに顔をほころばせる。
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8ﾋﾌﾍﾎ(プロフ) - 流さん» いえいえ全然大丈夫です！！！いつまでもお待ちします☺️ありがとうございます！ (2月21日 8時) (
レス) id: 24374c049d (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 8ﾋﾌﾍﾎさん» わーありがとうございます😊今リクエストがかなり溜まっておりまして、消化するのがだいぶ先になってしまうかもしれないんですがよろしいですか…！？😭 (2月20日 9時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - いとさん» オワ〜いとさん😭😭！こちらこそありがとうございました…！！やっぱりいとさんの書かれるようなダイナミックなtjさんは難しかったです……T Tもっと作品読んで解釈深めないと……🤔楽しんでいたたけたようでなによりです😭 (2月20日 9時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
8ﾋﾌﾍﾎ(プロフ) - はじめまして！！！！流さんの作品とても好きです！！！いつもニヤニヤしながらお話読ませていただいてます( *´꒳`*)ﾘｸｴｽﾄいいですか？ｸﾛｵﾋﾞのｵｵﾆｼさんのお話が見て見たいです…！ (2月20日 8時) (レス) id: 24374c049d (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - 流さんこんにちは飛んできました！リクエスト答えてくださりありがとうございます、最高でした(；；)私は流さんが書かれる男勝りな主人公ちゃんが大好きなので、それプラス嫉妬tjさんでめちゃくちゃ嬉しい組み合わせでした…！何回も読み返します！(^^) (2月19日 17時) (レス) @page43 id: 5013af6899 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2024年1月22日 3時
