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｢何奢ってもらおっかな〜」
秋定｢うーーーん。マクドで頼むわ」
｢しゃあなし」
んじゃ、HR終わったら私の席集合ね、と笑いかけると、おう、と嬉しそうに手を掲げる。
ぼさっとして、あんまりこういうのは得意じゃなさそうな秋定くん、意外とアクティブなところがあって面白い。
ハイタッチをして別れる。と、同時に席に帰ってきた阪本くん。座るなりこちらに視線を感じる。
阪本｢Aさ、秋定と仲いいん」
｢え？秋定くん？」
えーと、まあそうなんのかな、と曖昧な返事をすると、そう、と奥を見ながら阪本くんは眉に皺を寄せながら言った。
阪本｢何話してたん？」
｢秋定くん、さっきの数学でわからんところあるから、放課後教えてあげるって話」
阪本｢……もうちょっとでバレンタインやけどさ」
｢えらい変わるねえ、話題」
阪本｢誰かにあげる予定あんの？」
｢……」
嫌に真剣な顔。バレンタインなんて、一切興味無さそうな感じするのに、尽く彼は私の予想を裏切ってくる。
吉野の言葉が思い浮かんだ。いやまさかね。彼に限ってそんなこと。
やっぱり阪本くんは変。
｢吉野にはあげる」
阪本｢吉野……ああ、あの仲良い子」
｢毎年あげてんねん。手作りして」
今年はドーナツがいいってリクエストも貰っててな、とつい、仲のいい子の会話になると喋りすぎてしまう。
あっ、だから、阪本くんにも良かったら、と流れで言うと、ピクッと肩を揺らす。
阪本｢くれんの」
｢手作りがいやじゃなければ」
阪本｢あっそう。ふーん、貰うわ」
｢何それ笑」
期待はせんといてな、と愛想笑いをして言うと、期待しとく、と意地悪そうに笑った。人のことをおちょくるのが得意分野な彼は、一癖も二癖もありそうだけど、ひとたび仲良くなればそんな意地悪も心地よく感じるのだろう。
吉野｢A〜〜帰ろ〜」
｢今日は無理」
吉野｢え、なに。なんかあんの」
｢秋定くんに数学教えるから」
吉野｢あー秋定くんか」
秋定｢ごめんな。Aとっちゃって」
吉野｢嫌な言い方すんなあ」
別になんも思ってないし！1人で帰れるし、と分かりやすく拗ねながらスクールバッグを背負い直した吉野。
吉野｢てかいつの間に下の名前で呼ぶぐらい仲良くなってねん。許可取れや」
秋定｢めちゃくちゃ束縛してるやん」
明日の帰りアイス奢る、と財布を振ると、言ったで、と満面の笑みで潔く帰っていった。
秋定｢現金なヤツやな」
｢そこが吉野のいいところでもある」
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8ﾋﾌﾍﾎ(プロフ) - 流さん» いえいえ全然大丈夫です！！！いつまでもお待ちします☺️ありがとうございます！ (2月21日 8時) (
レス) id: 24374c049d (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 8ﾋﾌﾍﾎさん» わーありがとうございます😊今リクエストがかなり溜まっておりまして、消化するのがだいぶ先になってしまうかもしれないんですがよろしいですか…！？😭 (2月20日 9時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - いとさん» オワ〜いとさん😭😭！こちらこそありがとうございました…！！やっぱりいとさんの書かれるようなダイナミックなtjさんは難しかったです……T Tもっと作品読んで解釈深めないと……🤔楽しんでいたたけたようでなによりです😭 (2月20日 9時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
8ﾋﾌﾍﾎ(プロフ) - はじめまして！！！！流さんの作品とても好きです！！！いつもニヤニヤしながらお話読ませていただいてます( *´꒳`*)ﾘｸｴｽﾄいいですか？ｸﾛｵﾋﾞのｵｵﾆｼさんのお話が見て見たいです…！ (2月20日 8時) (レス) id: 24374c049d (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - 流さんこんにちは飛んできました！リクエスト答えてくださりありがとうございます、最高でした(；；)私は流さんが書かれる男勝りな主人公ちゃんが大好きなので、それプラス嫉妬tjさんでめちゃくちゃ嬉しい組み合わせでした…！何回も読み返します！(^^) (2月19日 17時) (レス) @page43 id: 5013af6899 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2024年1月22日 3時
