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谷口｢はーい1〜！……ほい、2〜！流れてんのムズいな……え、A何色好きやっけ？紫やんな？｣
｢いい加減怒るで｣
谷口｢カットしたらいいやん！でさ、何色？｣
｢……あんたの言う通り紫やけど｣
谷口｢OK……うわ、むっちゃでかいわ……行けるかなこれ｣
｢別に無理せんでいいよ｣
谷口｢いや、絶対Aにあげたい｣
｢そのスタンス何？｣
純粋に横でスーパーボールを楽しんでいる谷口をカメラ越しに見る。谷口の彼女になった女の子は、きっとこんな感じで振り回されながらも楽しいんだろう。
いい彼氏になりそうや、と他人事のように思う。
｢次どうする？｣
谷口｢じゃあー暑いからアイス！食いたい！｣
｢いいね、サーティワン近くにあったと思う｣
道を歩きながら他愛もない話。谷口と呼ぶ度にいちいち訂正が入るのは腹立つけど、こいつとの会話は盛り上がる。頭空っぽにして喋れるし。
サーティワンでも、ほぼ同じ味を頼むという変なボケをかましつつ、ちゃんとカップで頼む谷口。
キョロキョロして、分かりやすくニヤついている。
谷口｢人もおらんし、やりますか！……はい、Aあーん｣
｢え？は？｣
谷口｢あーーーー｣
｢えー？？？｣
ほぼ唇に押し付けられる形でチョコレートを口に入れられる。口の中に広がる甘味は悪くないが、また思いっきり名前出してたけど。
｢だから名前、ｴﾇｽﾞｨｰですよ｣
谷口｢またぁ！？もお〜勘弁してよAちゃん｣
｢なんで私やねん｣
チョコうまいな、と味を思い出すようにモゴモゴすると、いる？とアイスを差し出される。黙って頷いてスプーンを受け取るために手を伸ばすのだが……。
谷口｢ノンノン！雰囲気！あーん限定ダヨ〜｣
｢……。めんどくさ……めっちゃでかいひと口にしてな｣
谷口｢欲張りさんめ〜｣
ちゃんとチョコアイスを貰ってから録りなおし。そこからマンゲキに戻って、テンプレート通りに進んでいくことにした。
谷口｢あ！せっかくやから手繋ごう｣
｢あんたのやるならとことん精神嫌いじゃないで｣
撮影者を請け負ったからには私も最後まで付き合おう。谷口から手を差し出して、と指示すると、おう！と笑顔で前に向き直った。
谷口｢はぐれるから、ほら、手｣
カメラに向かって言ってるんだろうけど、その視線は私に注がれている気がして。まさか元カノ憑依させてるんじゃないだろうな、と訝しげに思いながら、手を繋いだ。
ビックリした。思った以上にやつの手は熱い。ニカニカしながらこいつ風邪引いてんとちゃうやろうな……と怖くなったりした。
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8ﾋﾌﾍﾎ(プロフ) - 流さん» いえいえ全然大丈夫です！！！いつまでもお待ちします☺️ありがとうございます！ (2月21日 8時) (
レス) id: 24374c049d (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 8ﾋﾌﾍﾎさん» わーありがとうございます😊今リクエストがかなり溜まっておりまして、消化するのがだいぶ先になってしまうかもしれないんですがよろしいですか…！？😭 (2月20日 9時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - いとさん» オワ〜いとさん😭😭！こちらこそありがとうございました…！！やっぱりいとさんの書かれるようなダイナミックなtjさんは難しかったです……T Tもっと作品読んで解釈深めないと……🤔楽しんでいたたけたようでなによりです😭 (2月20日 9時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
8ﾋﾌﾍﾎ(プロフ) - はじめまして！！！！流さんの作品とても好きです！！！いつもニヤニヤしながらお話読ませていただいてます( *´꒳`*)ﾘｸｴｽﾄいいですか？ｸﾛｵﾋﾞのｵｵﾆｼさんのお話が見て見たいです…！ (2月20日 8時) (レス) id: 24374c049d (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - 流さんこんにちは飛んできました！リクエスト答えてくださりありがとうございます、最高でした(；；)私は流さんが書かれる男勝りな主人公ちゃんが大好きなので、それプラス嫉妬tjさんでめちゃくちゃ嬉しい組み合わせでした…！何回も読み返します！(^^) (2月19日 17時) (レス) @page43 id: 5013af6899 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2024年1月22日 3時
