あるかもしれない話 ： O.Taniguchi ♦ ページ19
｢……うお、｣
何もすることがないので、マンゲキの楽屋でインスタのリールを見漁っていたら、突如現れたどデカい同期の顔。
めちゃくちゃビックリした。肩揺らしてもうた。
なんやねんこいつ、と、無意識にショータイムのドアップ動画を再生した。
それにまたまた愕然。まさかのデート風だった。
そういえばマンゲキがそんなキャンペーンしてたな。秋定さんがやってるのみたわ。
なるほどね、と納得していると、後ろからヌッと影と茶化した声が聞こえた。
ショータイム｢あらぁ？あらあらあらぁ？Aちゃぁん、俺のデート動画見てどぉしたぁ〜ん？｣
｢ビックリした！！何もしてない！｣
ショータイム｢なんかニヤニヤしてなぁい？笑 俺とデートしてる想像してたんちゃ〜ん？｣
｢するか。あんたとデートとかストレス溜まりそうすぎるもん。するならせめて谷口やわ｣
ショータイム｢えー！フースーヤイケメン担当の俺じゃなくて谷口〜？！｣
｢まあ、そのナルシスト加減は評価してやらんでもない｣
ショータイム｢ナハ！笑 Aに太鼓判押してもらったら強いな〜｣
ちなみにその谷口も撮るらしいで、と要らぬ情報を置いて、スキップして消えたショータイム。だからなんやねん、って感じではあるが。
谷口｢Aちゃ〜ん｣
｢………嫌や、｣
谷口｢え、俺まだ何も言ってないねんけど笑｣
こいつないしは、フースーヤが私に対してちゃん付けをするときは、なにか企んでるか、ほぼ不可能なことをお願いする時だ。
まあ、そんな特徴がなくても、このニヤニヤ顔で私を使って｢なんかおもろい事やったりまっせ〜｣という魂胆は見え見えなのだが。
谷口｢ショータイムからも聞いたと思うねんけど｣
｢はあ……？あいつとは数えるぐらいしか今日は会話してないけど｣
谷口｢マンゲキデート風動画の撮影！今からすんねん！｣
｢あっそ｣
谷口｢……え、それだけ！？｣
なんの反応を期待していたのか、明らかにやりすぎなぐらい仰け反って残念そうな声を出す。
お疲れ様でーす、と後輩たちはそんな私たちの行動を見てもなにも思わないのか、挨拶して帰っていく。
｢いや、別に何も思わんで｣
谷口｢なぁんでぇ！！？！もっと嫉妬しなさいよォ！！！！！あたしが他の女とイチャイチャしてるのに耐えられるって言うの！？！ふざけんじゃないわよ！！！｣
｢勢い怖ァ？？どうでもええわそんなん！ショータイムとお前どっちかっていう特殊条件の下やから！普通にデートするなら辻さんがいいし！｣
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8ﾋﾌﾍﾎ(プロフ) - 流さん» いえいえ全然大丈夫です！！！いつまでもお待ちします☺️ありがとうございます！ (2月21日 8時) (
レス) id: 24374c049d (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 8ﾋﾌﾍﾎさん» わーありがとうございます😊今リクエストがかなり溜まっておりまして、消化するのがだいぶ先になってしまうかもしれないんですがよろしいですか…！？😭 (2月20日 9時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - いとさん» オワ〜いとさん😭😭！こちらこそありがとうございました…！！やっぱりいとさんの書かれるようなダイナミックなtjさんは難しかったです……T Tもっと作品読んで解釈深めないと……🤔楽しんでいたたけたようでなによりです😭 (2月20日 9時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
8ﾋﾌﾍﾎ(プロフ) - はじめまして！！！！流さんの作品とても好きです！！！いつもニヤニヤしながらお話読ませていただいてます( *´꒳`*)ﾘｸｴｽﾄいいですか？ｸﾛｵﾋﾞのｵｵﾆｼさんのお話が見て見たいです…！ (2月20日 8時) (レス) id: 24374c049d (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - 流さんこんにちは飛んできました！リクエスト答えてくださりありがとうございます、最高でした(；；)私は流さんが書かれる男勝りな主人公ちゃんが大好きなので、それプラス嫉妬tjさんでめちゃくちゃ嬉しい組み合わせでした…！何回も読み返します！(^^) (2月19日 17時) (レス) @page43 id: 5013af6899 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2024年1月22日 3時
