10時間目 ページ11
｢その堅苦しい仕事のおかげで、あんたらが体育祭とか文化祭とか球技大会を楽しめてることわかってんの？」
中谷｢俺には無理やなーってだけぇ〜」
｢文化祭当日風邪なったらええねん」
中谷｢キッツ！辛辣やなあ」
俺が休んだら阪本一人になるで、と言われて、お弁当のおかずで頬が膨らんだ阪本の顔が上がる。なんやねん、と言った様子だ。
｢子供か。1人で回れるやろ」
秋定｢文化祭一人で回るんはしんどいなあ笑」
｢う、たしかに……。いやでも、他に回る人おるやろさすがに。」
けんととか、と変人幼馴染みの顔を上げる。美術部でデカい作品作るんだよねー楽しみーと登下校中言っていたのを思い出す。
阪本｢けんと知らん」
｢きんちゃんとかは？」
阪本｢わからん」
｢分からってなんやねん」
秋定｢そういうAは誰と回んの？さすがに生徒会言うても自由時間ぐらいあるやろ」
｢さすがにないと困るなあ」
決めてない、とぶっきらぼうに返した。あ、でも、後輩に軽音部の演奏は見に来てって言われた、とボソッと呟くと、露骨に反応する横の阪本。
阪本｢だ誰に？」
｢さすけくん。あんた知り合いなんやろ？」
阪本｢あいつ……！！、何言うてんねん……！！！！！」
｢ピアノ教えてたから音楽室おった。だから私の事見つかれへんかったんやと思う」
それ抜いたらまじで回る人おらん、なんなら秋定一緒に回ろうや、と書類を見ながら言った。あーー……、と秋定は迷ったように語尾を伸ばす。
秋定｢……、ええと、バスケ部の後輩から誘われとって……、あと……、なんていうか……阪本に殺されそうやから……、俺は遠慮しとくわ」
｢え？何？最初しか聞き取られへんかった」
秋定｢とにかく俺はもう回る相手おんねん」
｢そっかー残念」
どうしよかなーけんと誘おっかなー
それかいなみきとか？あーでも部活のメンバーで回りそう、あの子は特に。
キャピキャピした装飾とかしたりして。風紀委員とか先生に注意されんねやろな〜余裕で想像できるわ〜
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流(プロフ) - 名無さん» ウオーーーありがとうございます😭😭めちゃくちゃやる気出ます🔥🔥🔥🥲⚡️ (5月11日 23時) (
レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
名無(プロフ) - この長編まじで好きです！！！！！💖秋定さんのキャラが良すぎて尊いです！！！！😭 (5月11日 19時) (レス) @page13 id: b30af06092 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - しょくぱんさん» うわーー！！！コメントありがとうございます！！！気づかなくてごめんなさい😭😭🙏こっちめちゃくちゃ更新止まってて申し訳ないです…ボチボチまた始動していきますのでよろしくお願いします😖 (5月11日 12時) (レス) @page12 id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
しょくぱん - 初めまして！コメント失礼します🙇🏻♂️流さんの書かれる小説めちゃくちゃ良くて好きです！ (2023年3月7日 21時) (レス) id: c94fe41498 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2023年2月22日 18時
