8 . 反撃の刻 ページ9
そこから私の反撃が始まった
攻撃手段は至って簡単
敬語をつけるだけだ
相方に話すと、｢楽しそうだから俺もやる」と
簡単にこっち側へ寝転ぶ
早速次の日から攻撃開始
｢おはようございます」
廊下ですれ違う先輩にペコペコ挨拶
マンゲキは今日も平和だ
……とある33期を除いては。
そんなことをぐふぐふ思っていれば、
ちょうどいい所に さすけ登場
コントも漫才も評価されているのは、
お前らだけじゃねぇんだぞと言わんばかりに
私は駆け寄る
すると、楽屋からミサイルばりに飛び出てきたのは
見取り図 盛山さん
｢うぐぅ！ぁ！？！！」
盛山｢うお！？びっくりしたぁ！！」
なんや、急いでんのか？と盛山さんは、
振り乱した髪を直しながら私に聞く
まあ、いや、別に、と平然を装いながら、
盛山さんに隠れながらも、
確実に近づいて来ているであろう
さすけを逃すまいと目を動かす
盛山｢……あ、Aさ？ちょっと今時間ある？」
｢今？今ですか？時間ないです、無いです」
盛山｢え？急いでないんちゃうの？」
｢ちょっと今用事出来ました」
盛山｢なにそれ？笑
あ、じゃあ俺らのYouTube出ていいかだけ教えて！」
｢大丈夫です 行けます行けます見取り図さんのためなら体でもなんでも張りますから」
盛山｢そんなん簡単に言うて大丈夫なんか！？笑｣
その巨体をどけると、もう既にさすけの姿はなく。
あれ？と完全に拍子抜け
なんだよ、不発か
｢ああクソ……あれ？あの、盛山さん、さっき言ってたことってなんでしたっけ───」
さすけのことで頭がいっぱいで
全く入ってこなかった内容
適当に返事をしたはいいが
とんでもないことを契約してたらどうしよう(してる)
振り向きざまにそう聞くのだが、もう既に盛山さんの姿もない
なんなん？いなくなるん早すぎちゃうん？みんな私の事避けてる？
少しむくれながら、次のターゲットを見つけるために勇みつつ廊下を歩いた
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流(プロフ) - yuさん» 放りっぱなしですみません〜😭😭⚡️💦ボチボチ更新していきます😭よろしくお願いします🙏😭✨ (5月11日 23時) (
レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
yu(プロフ) - 更新再開頂いて大変嬉しいです！！ (5月11日 17時) (レス) id: 68eebadd8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2023年1月19日 15時
