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で、私が変なことを言うから、思わず簾を上げてしまったのだとか。
アホやろ、こいつ。
その後、阪本は席を移動をして私たちの所へ来た。申し訳なさを一切醸してない阪本が、逆に阪本らしくて悪い気はしなかったが。
｢明らかに動揺してたってことは、阪本は私のことが好きなわけか｣
阪本｢それ普通本人の前で言う？おまえってさ、ホンマにデリカシーないよな。
普通もうちょっと遠回しに言うというかさ、なんか配慮あるやん｣
｢そもそも盗み聞きしてたのは阪本やん｣
阪本｢でも俺に内緒で話しようとしてたんはお前らやん！！｣
｢そもそもそれを知ってしまったのは盗み聞きしたからやで。｣
阪本｢……盗み聞きの何が悪いねん……｣
｢悪くないけど、それに基づいて行動するとこがあかん……、まあ、あかんというか……やりすぎやって言ってんの」
言いくるめられた阪本は、肩を竦めて拗ねた子供のようにそっぽを向く。険悪ムードの私たちに、中谷が口を割った。
中谷｢でもそんなに気になるなら阪本に直接聞いたらよかったやん。
なんでこんなんしてくんの？って。デリカシーなかったら聞けるやろ｣
｢あのなあ、そもそも私はデリカシーないばかりかありすぎるねん。
そんなんで聞いて阪本がまともに答えてくれるとも思わんかったし、
恥ずかしがるやろうし、傷つくやろうなって思って、1番近くて事情知ってそうなおまえを選んだの。
そんなことも分からんのかよ。デリカシーないのはあんたやろ。デブやし臭いしキモいし、デリカシーもないんかい。終わっとんな」
中谷｢ボロカス言うやん……ええ……？｣
で、どうなん、と阪本はジョッキのハイボールで顔を隠しながら聞いた。
ちなみに私の奢りだということを聞いてからじゃんじゃか頼みやがった。遠慮がない。最低限も。
｢ん？｣
阪本｢返事は｣
｢返事も何も、何も聞いてないもん｣
阪本｢……え？｣
｢告白も聞いてないし、好きやってのも聞いてない。好きやの？って聞いて、勝手に動揺してあんたらが勝手に暴れてるだけやん。
あんたがどうしたいのかもわからんし、私の中では何も解決してないのと同じ」
中谷｢普通、私のこと好きやったらまあ、あの行動も理解できるか……へへ、しゃあないな……って、有耶無耶になれへん……？｣
｢ならんな。はっきりしたいし。」
阪本｢いい切りよった……悪魔や……｣
｢でもそんな悪魔のことが好きなんやろ？｣
頬杖をついて、目の前に並ぶマユリカを眺めた。阪本は分かりやすく俯いて、中谷は呆れた顔をしている。
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流(プロフ) - かっこさん» 🍔さん！！😭存じ上げております！！まさかこんな所でも会えるとは……こちらの方でもよろしくお願いします😭🙏 (1月8日 21時) (
レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
かっこ - えっえっまさかまさかのTikTokで存じ上げておりました……！！あの神絵師様だったとは……！！！TikTok、僭越ながらフォローさせていただきました！！🍔です！！ほんと、いつも供給おサンクスです！！応援しています！！😭😭 (1月8日 15時) (レス) id: c6e86dc049 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - かっこさん» ウワ〜ありがとうございます😭😭分かりにくくてすみません〜😭この小説の2話目の宣伝というお話に、ポイピクというイラスト投稿サイトに載っけてます…！！！めちゃくちゃ夢絵ばっかりですがたまに更新してるのでよかったら…！！ (1月8日 12時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
かっこ - 初コメ失礼します！小説、いつも繰り返し見させてもらっています！質問なのですが、流さんのイラストはどこで見られるのでしょうか…？😭流さんの小説大好きなのでイラストも拝見させていただきたいのですが調べても出てこなくて…教えていただけませんか😭 (1月8日 8時) (レス) id: c6e86dc049 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 東雲 櫂(しののめ かい)さん» ワ！！おすすめからありがとうございます！！🥲🥲💞ハエ〜〜〜嬉しいです😭😭😭💞💥💞💞励みになります…………😿😿😿🎶💙 (12月19日 15時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2023年12月18日 14時
