バラすな ページ39
ﾄﾝｯ
静まり返った場所に俺の着地音が響いてしまった。
『あれェ、ごめん目立っちゃった？いいよ続けて〜』
そんなふうに軽々発言したのが馬鹿だった
マイキー「なんだ〜、希来てたの？東卍のこんな姿晒したくなかったのに…」
『るせぇな元々知ってたわ』
マイキー「愛された妖狐なんだろ？軽々ココ来て良いの？」
『おい馬鹿バラすな』
わざわざ狐の仮面までしてきたのにバラされちゃあ意味ねぇなァ。
俺は迷いなく一直線に千堂敦の元へ向かう。
こんなに注目されたら前世だと急ごうとか目立ってるどうしようとか考えてた。
そんなん一ミリも考えなくなるくらいこの世界に染まった自分がなぜか誇らしい。
一直線に歩くと、声をかけられたり、騒ついたり、怖がられたりする。俺が愛された妖狐だと分かる証拠。
すごいことになっちゃった。
段々と千堂の元に近付き、立ち止まった。
『また会ったね。』
敦「ｯえ？あ…」
『そのポッケに入ってるの回収〜。ダメだよ中学生のガキがそんなん使ったら。でもダチを助ける勇気を持ったことは褒めてやる。よくここまで我慢した。』
敦「！？は、…はい！」
『ﾆｺｯ』
何故バレた、そんな目をしている千堂くん。
君は未来で幸せになってほしい。悲惨な未来を送ることになるから。
『マイキー。あとは頼んだよ？』
マイキー「はぁい。あぁ、ホント希には敵わねーんだよなぁ」
マイキー「で、オマエが
キヨマサ「ｯﾌ､は…はい。」
マイキー「ﾆｺ」
マイキーはニコリと笑って下駄で彼の顎目掛けて一蹴する。
マイキー「誰だ？オマエ。オイ。」
そこら辺の不良じゃ到底敵わないスキルでキヨマサをボコボコにしていくマイキー。
唖然とする周囲。
キヨマサがガチで倒れたところでマイキーは口を開いた
マイキー「さ、帰ろっかケンチン、蒼」
「先行ってて良いよ？」
マイキー「一緒に帰らなきゃダメだ」
「じゃ、一瞬だけ〜」
「オイキヨマサァ？今度汚ねぇ手使ってみろ？僕が直々に叩き込みに行ってやんよ」
「よし、行こうか！」
ドラケン「喧嘩賭博なんて下らねー。もう2度と東卍の名前落とすような真似するなよ。」
そうドラケンが吐き捨てて帰ろうとするも動かない周囲に少し呆れながらドラケンはもう一度口を開いた。
ドラケン「オマエらもさっさと解散しろ〜」
そう言って俺たちは帰った
そうだ！タケミっちに会いに行こう！→←利用する弱者、強者の想いと誇り
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木犀 - 宵さん» ふぉお、嬉しいｯ…！！ありがとうございます風邪ひきやすい体質なんで梅雨時体調に気をつけながら更新しますｯｯ！！ (2022年6月13日 19時) (
レス) id: 00cc6f52eb (このIDを非表示/違反報告)
木犀 - 千珠さん» ありがとうございます！更新頑張りますｯｯ！！！ (2022年6月13日 19時) (レス) id: 00cc6f52eb (このIDを非表示/違反報告)
宵(プロフ) - 初コメ失礼します。主さんのストーリーとテンション？めっちゃ好きです！！今後とも体調に気をつけて更新頑張ってください！ (2022年5月3日 20時) (レス) @page22 id: b62edcffd1 (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - 初コメ失礼します！いつも拝見させていただいています！更新頑張ってください！ (2022年3月8日 9時) (レス) @page17 id: cf6ad1b61e (このIDを非表示/違反報告)
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