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その後それぞれ家に帰った私達
まだ夢みたい。
これまでバイト代を流し込んで、あんなに追っかけてきた憧れの人と付き合うことになるなんて。
夢見心地でお風呂に入る。湯船に浸かりながら音楽を聴くのが私の日課だ。
聞く音楽はもちろんRe:vale。
今流れているのはNO DOUBT。
「言えよNO DOUBT〜……え、これ歌ってる人と付き合うの私」
気づいてしまった事実に慌てた。
すると、流れていた音楽が止まり電話の着信音が鳴った。
慌てて電話を取ると百くんだった。
「もっ、すの、も、百くん？」
『今どっちで呼ぶか迷ったでしょ』
「まだなんか実感わかなくって……」
『オレも。今何してたの？』
「お風呂です」
『おふ、ろ、えっごめん！』
あからさまに慌てる百くん。
別に見えるわけじゃないから慌てることないと思うんだけれど。
「なんでそんなに慌ててるんです？」
『いや、』
「……想像しました？」
『し、してないよ！』
試しに少しからかって見たら面白いくらい動揺した。
夢見心地だしまだ緊張するけれど自分以上に相手が焦ってたり動揺してたりすると落ち着く現象ってある。まさに今、それだ。
『からかったでしょ』
「すみません…….つい、」
『いいよ、なんか少しずつAと打ち解けてきてる気がして嬉しいし』
「うぅ゛……」
呼び捨てで呼ばれることに慣れていない私は絞り出すような唸り声を上げた。
その声が聞こえたのか携帯のマイクの向こうから『え、何？』と問う声が聞こえてくる。
『大丈夫？』
「名前呼びが慣れなくて、口から心臓飛び出そう……」
『し、心臓』
困ったような笑い声がマイクの向こうから聞こえた。
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なつめみく - 最近のスレもいいけど少し前のスレもすき。やっぱセンスありすぎるよこのひとっTE⭐ (9月24日 20時) (
レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
お寿司ごりごり(プロフ) - 柚木なずなさん» コメントありがとうございます(^^) そう言っていただけて嬉しいです！ (2020年7月19日 6時) (レス) id: b110c74a4d (このIDを非表示/違反報告)
柚木なずな - この作品を作ってくれてありがとうございます!ドキドキしっぱなしです/// (2020年7月19日 0時) (レス) id: 94cd216a66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お寿司ごりごり | 作成日時：2020年5月29日 0時
