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お風呂から上がり眉毛を少し書いたりして薄めの化粧をして一呼吸置いてから脱衣所を出た。
私に気が付き百くんが、こっちを見てニコニコと笑った。
「さっぱりした?」
「はい、ありがとうございます」
「じゃあオレも風呂入ってくるね」
そう言って百くんはお風呂へと行ってしまった。
百くんの家で百くんがお風呂に入る音を聞くというのはなかなかできることではない。
お風呂に入る前に飲んでいたビールを飲み干した。さっぱりしたとは言えまだ酔っている感じがする。
バイト三昧だったり友達と時間が合わなかったりで最近中々お酒を飲んでいなかったから結構アルコールがきている。
一気に飲んだら酔いが回ってきたような感じがした。
そうこうしている間に百くんがお風呂から帰ってきた。
お風呂上がりの推し。
若干まだ髪の毛が濡れている。
「ッ……」
「え、何?」
「いや、なんでもないです」
尊すぎる。
いつもふわふわとしている髪の毛は濡れているせいで少しペタンとしているし、部屋着の推し。
裸足のためペタペタと言う足音を立てながら私の横にきてソファに座った。
「そういえばさ、寝る場所どうする?」
「え?」
「一緒に寝る?」
「……なんて?」
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なつめみく - 最近のスレもいいけど少し前のスレもすき。やっぱセンスありすぎるよこのひとっTE⭐ (9月24日 20時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
お寿司ごりごり(プロフ) - 柚木なずなさん» コメントありがとうございます(^^) そう言っていただけて嬉しいです! (2020年7月19日 6時) (レス) id: b110c74a4d (このIDを非表示/違反報告)
柚木なずな - この作品を作ってくれてありがとうございます!ドキドキしっぱなしです/// (2020年7月19日 0時) (レス) id: 94cd216a66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お寿司ごりごり | 作成日時:2020年5月29日 0時