検索窓
今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:4,098 hit

5 ページ9

「(ここからは、出られないって事・・・?そ、そんなぁ・・・)」
「ど、どうしたのコーヒーくん。どこか痛いの?」
「・・・・フルフル」

兄さんにもう会えないかもしれないのと、家に帰れないかもって言うので自然と涙が出ちゃった。
リクは心配して僕を慰めようとしてくれる。
優しい人間なんだな・・・

「こんなとこで突っ立っててもしょうがない。取り敢えず進もう。コーヒーがいたなら他にもモンスターがいるかもしれない」
「え!コーヒーくんは!?」

置いて、いかれちゃうの?
・・・仕方ないよね。会ったばかりで、よく知りもしない相手・・・

「連れてくに決まってる。どうせだから兄ちゃん探してやんなきゃ」

え?今、何て・・・驚いてると今度はハナオの方が手を差し伸べてくれた。

「泣いててもしょうがないっしょ。兄ちゃん探すの手伝うから、一緒においで」
「、『いいの?』」
「行こうよコーヒーくん!こんな所に置いていけないし、ね?」

二人は僕がモンスターでも怖くないの?
どうして、こんなに優しくしてくれるの?
ハナオは初めこそ怖かったけど、今はもう怖くない。
一緒に行っていいのなら・・・二人と一緒に行きたい。
ハナオの手を取ってゆっくりと立ち上がった。

「うし。行くか」
「・・・『足手まといになったら、ごめん』」
「大丈夫だよ!コーヒーくんはわたしとハナちゃんで守ってあげるから!」
「何かあってもお互い様さ。気負わず行こうや」

うぅ・・・女の子に守ってあげるって言われるなんて・・・何だか、自分が情けない。
何でもいいから、少しでも二人の力になりたい・・・待ってて兄さん。
必ず見つけるからね。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

コーヒーside終了です!
でもまたでてきますね、はい。
これコーヒーじゃない!と言う方、助言くださいまし・・・

ウォーターフェルが見えない→←4 ※コーヒーside※



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:二次創作 , Undertale , AU
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:オスカー | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2018年10月1日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。