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発見 ページ5

あれから暫く、リクは何も話さずただ不安そうにしながら私の後ろを付いてきてた。

「ねぇリク」
「!何?ハナちゃん」
「思ったんだけど。ウォーターフェルまでの道って、こんなに雪続きだった?」

未だに続く雪道を踏みしめながら聞くとリクはハッとしたように声を上げた。

「確かに、おかしいね・・・ウォーターフェルには雪なんてないはずなのに」
「まさかとは思うんだけどさ。・・・ウォーターフェルに行けないなんて事、ある?」

足を止めるとリクも立ち止まる。
いつまでも続く雪。私の乏しい記憶が正しければスノーディンを出たらすぐくらいに薄暗い道と水があるはずだ。
なのにいつまでもそれらしいものは見えてこない。
名物のエコーフラワーすらも。

「あれ?ハナちゃん、あれ」
「何?寂しすぎて幻覚でも見えたの?」
「違うよ!ほらあそこ、誰かいない?」

リクが指差した先には確かに人影っぽいのがあった。
ここでようやくモンスターに会えたかと近づいて行き声をかけた。

「よぉ。大丈夫かい?」
「!!?」

勢い良く振り返った彼は何とスケルトンだった。
でもサンズとパピルスではなく、黒いパーカーに歯の矯正器具を付けたスケルトン。
何かすごいビクビクしてるんだけど大丈夫か?

「お前さん大丈夫?寒いの?震えてるよ?」
「・・・・!!」
「ハナちゃん、もしかしてわたし達が怖いんじゃない?何か泣いちゃいそうだよ?」
「私らが?まさか。こちとら丸腰でモンスターにやられたらコロリ状態だぜ」

地下世界は平和だから武器なんていらないしそもそもこんな事になると思ってないからそんなもん持ち歩いてない。
取り敢えず第一モンスターだから情報共有したいんだが。


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はい、第一スケルトン発見ですね。わかる方にはわかるはず。彼が誰なのか。
ちなみに書きわすれていたのですが今作は骨のみの出演となっております。
名前が出てきたトリエル、フリスク、アンダイン、アルフィスは現在出す予定はありません。
お話の都合によっては今後出るかも・・・?

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作者名:オスカー | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2018年10月1日 22時

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