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2 ※リクside※ ページ34
「ん･･･あれ･･･わたし･･･」
気がついたら冷たい床に倒れてた。
周りは薄暗いけどぼんやりと様子が見えてくる。
「(ここ、ルインズじゃない･･･)あ･･･皆は･･･」
周りを見回してみると少し離れたところに青い子、ベリーくんとマスタードさんが倒れてた。
「ベリーくん!マスタードさん!」
「みぇー･･･リク･･･?」
「ってぇ･･･何なんだよクソっ!」
よかった･･･気がついた。
他の皆はと見回してみたけどハナちゃんもコーヒーくんも、ラズベリーくんもグレープくんもいなかった。
私達だけになっちゃったんだ･･･
「他の奴らは何処だよ」
「気づいたら、マスタードさんとベリーくんしかいなかったので･･･」
「もしかしてはぐれたのか!?」
「うっ･･･た、多分･･･」
どうしよう･･･わたしハナちゃんみたいに強くないし、きっと足手まといになっちゃう。
「ここにいてもしょうがねぇ。探しに行くぞ」
「え･･･」
「そうだな!行くぞリク!」
ベリーくんに手を引かれて薄暗い部屋を進む。
一人じゃないけど、暗くて怖いし、何か出てきそう。
お化けとか･･･いないよね?
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