4話 ページ20
〜Taemin side〜
だから電話した時オニュヒョンは泣いてたのか…なんて心の中で思いながらも、メンバー達がいる宿舎到着した。
ミノヒョンと見つめ合って微笑み合うと、2人で玄関のドアを開ける。
メンバーに会うことがとてもストレスに感じてたはずなのに、今の俺には何も恐れることは無い。
静かにリビングへ進んでいくと、メンバー達が微笑んで俺達の帰りを待っていた。
メンバーは何も言わずに俺とミノヒョンを抱きしめる。
懐かしい5人の温もりが徐々に俺の体に染み込んでいき、汚れた俺の泥を拭い去ってくれたように思えた。
頬を伝う俺の涙をそっと拭ったキーヒョンは「泣き虫だなぁ。」と言った。
そんなキーヒョンだって俺よりも泣いてるくせに。
突如、誰かの着信の音が聞こえたと思ったらオニュヒョンの携帯だった。
「マネージャーからだ…。はい、もしもし。」
真剣な表情でマネージャーと電話しているオニュヒョンの姿をみんな静かに見守った。
そしてオニュヒョンがマネージャーとの電話を切ると「皆、お疲れ様。」と涙を堪えて呟いた。
「今日をもって、SHINeeは解散する事になりました。」
眉を八の字にさせながらも笑ってそう言うオニュヒョンに、ジョンヒョニヒョンは「やったー！」と大きな声を出した。
そしてみんなで嬉し泣きをしながら抱き合って、笑い合う。
俺達はもう自由だーって叫びながら。
離れ離れになった俺達5人の心は、今ひとつになっている。
「よし！今日はパーティーだ！」
オニュヒョンがそう叫ぶと、皆も乗り気で「イエーイ！」と叫ぶ。
トッポッキ、スンデ、タッパル、タットリタン、他にも5人では食べ切れないほどの沢山のメニューをデリバリーして、もちろん焼酎も20本ほど用意した。
みんな焼酎を入ってるグラスを片手に、オニュヒョンの乾杯の挨拶を待つ。
「みんな…頼りないリーダーでごめん。マンネのテミンを弱いモノ扱いして、結局は最後にミノに罪を負わせてしまった。」
少ししんみりした空気にミノヒョンが口を挟む。
「はい、乾杯〜！！！」
「ちょっ！まだ話してる途中！」
そんなオニュヒョンに皆笑いながらも5人グラスを合わせて焼酎をくいっと喉へ押し込む。
20度くらいの強いアルコールが俺の喉を熱くさせる。
「俺、テミンにもミノにも謝りたいことたくさんあったんだけど…」
そう言って納得いかなさそうにオニュヒョンは俯いた。
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あやテテ(プロフ) - 凄く素敵なお話でした！ありがとうございました。私はエブリバディの"僕が奏でる笛の音で君を自由にしてあげる"(jpanese ver)のとこが大好きです。(ｼﾞｮﾝﾋｮﾝが凄く好きだったので今は胸が痛いです……。)もう一度、この作品を読み返したいと思います。 (2017年12月23日 22時) (
レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
himawari ?(プロフ) - 感想、返信ありがとうございます。ぜひ、聞いて見てください！ (2017年9月16日 21時) (レス) id: b8b15e0deb (このIDを非表示/違反報告)
あいる(プロフ) - himawari ?さん» とっても嬉しいです、ありがとうございます^^*Evilとsleeplessnight聞いたことないので早速YouTube飛んでいきます♪作品読ませていただきました！コメントしたので見てみてください^^* (2017年9月16日 14時) (レス) id: 58070ba042 (このIDを非表示/違反報告)
himawari ?(プロフ) - 私は、EvilとEverybodyとviewとsleepless nightとLuciferとRing Ding Dongが特に好きでソロ曲も好きな曲沢山あります。ちなみに、私もお話書いていたりしますので良かったら読んで頂けたら…。次の作品も楽しみに待ってます。長文失礼しました。 (2017年9月16日 13時) (レス) id: ce40dbfcd1 (このIDを非表示/違反報告)
himawari ?(プロフ) - こんにちは。全て拝見させて頂きました。世界観全てが好みでまとめて読んでしまいました…完結おめでとうございます。ハッピーエンドで良かったです(*´艸`)コメント長くなってしまう…分けますね。 (2017年9月16日 13時) (レス) id: ce40dbfcd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいる | 作成日時：2017年8月30日 1時
