6話 ページ32
〜Taemin side〜
ユリヌナはソファーに横になる俺に上乗りになる形で、キスをし始める。
ユリヌナの唇が俺の唇に触れた瞬間、体がビクッとしてしまう。
やめろ…！
俺が求めているのはお前じゃない！
そう体が答えているようだった。
yuri「キスだけで感じてるの？下の方はどうなってるのかな？」
拒否反応でビクつく俺にユリヌナは、間違えて感じていると捉えニタニタとしながら嬉しそうに俺のイチモツを握った。
しかしその瞬間、彼女から笑顔は消えた。
yuri「なんで柔らかいの…。」
その言葉に自分で自分のものを見ると、哀しくもへにゃりと横たわっていた。
Taemin「あ…。」
yuri「もう…しょうがないなぁ…。」
ユリヌナは少し機嫌を損ねたように、俺の胸へと舌を這わせた。
Taemin「うっ…。」
それがあまりにも気持ち悪すぎて、胃からこみ上げてきたものを堪えようと手で自分の口を塞いだ。
ユリヌナの口から出るぴちゃぴちゃと鳴るその音が気持ち悪さを倍増させた。
Taemin「うぅ！…っぐ。ハァハァ…。」
嗚咽が止まらない…。
今にも吐いてしまいそうだ。
俺の体は徐々に冷や汗をかき初め、手がぶるぶると震え始める。
ユリヌナ「全然大きくならないなぁ…。」
そうボソッと呟くユリヌナはあろうことか、俺のイチモツを口に含んだ。
その瞬間、俺は堪らず汚物を吐き出した。
Taemin「っおえ！うっ！おえーっ！」
吐き出された俺の胃液はソファーへと滲み、フローリングへまでも濡らしていった。
体の拒否反応は自分でも思ったより酷いものだった。
初めてをユリヌナに捧げた時はこんなにもならなかった。
なのにあの時よりも俺の体は悲鳴を上げていた。
あの時の俺は、好きな人を抱くことがどんなに素敵で、どんなに幸せな事かを知らなかった…。
でも今の俺はその幸せを知ってしまった。
だからAとの時間の美しさを知ってしまった俺には、耐えることが出来なかったのだろう。
Aの存在の大きさを改めて痛感する。
Taemin「ハァハァ…ーーーうっ！ゴホッゴホッ！」
汚物を吐き出さないように何度も耐えてはいるものの、嗚咽が留まることを知らない。
yuri「具合悪いの？！それなら早く言ってよ！」
ユリヌナはそう言って、今日は帰っていいと俺を解放した。
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あいる(プロフ) - 流愛さん» わぁ〜めっちゃ嬉しいですヽ(；▽；)ノ励みになります、ありがとう♪ (2017年8月7日 20時) (
レス) id: 58070ba042 (このIDを非表示/違反報告)
流愛(プロフ) - いつも楽しみにしています！これからの展開が気になっていつもドキドキしながらみています！頑張って下さい(*´∇｀*) (2017年8月6日 19時) (レス) id: ff09b1e312 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいる | 作成日時：2017年7月28日 21時
