1話 ページ27
〜Taemin side〜
テミンおはよう
テミン今から韓国に帰ります。
テミン来月日本で仕事があるからその時にまた会おう
俺はAにそうLINEを送ると、マネージャーからの連絡で韓国へ着いてすぐに事務所へ向かった。
Taemin「失礼します。」
会議室のドアを開けた先にはマネージャーだけが苛立ちを隠せないようにソワソワとしていた。
そして俺がドアを閉めた瞬間、凄まじい鬼の形相で俺の胸倉を掴んだ。
「何やってんだお前はっ！！！」
怒鳴るマネージャーに俺はまだ状況を理解出来ていない。
Taemin「何かあったんですか…？」
「何かあったんですかじゃねぇだろっ！！何なんだこれはぁあっ！！！」
狂ったように俺に投げ付けてきたものは、何枚かの写真だった。
俺はその一つを手に取る。
Taemin「これは…っ！」
その写真はなんと、俺とAが昨日バーで仲良さそうに飲んでいる写真だった。
「日本じゃ何してもいいのか？！誰だよこの女はっ！ファンか？！ファンに手出したのかっ？！」
Taemin「違いますっ！すいません…っ！」
「明後日記事にするってさっき記者から連絡があった！お前はアイドルだって自覚あんのか…っ？！」
Taemin「本当にすいません…っ！」
紛れもなく日本だからと油断した俺のせいだった。
「対処を考えてまた連絡するからそれまで家で大人しく待機してろ！」
Taemin「わかりました…っ失礼しますっ！」
そう言って会議室から出る。
最悪だ…
最悪な出来事がまさか今、起こってしまった…！
どうしよう。
頭が破裂しそうだ。
記事が明後日出る…。
Aに連絡した方がいいだろうか？
でも彼女は俺がアイドルだと知らない。
Aは一般人だった為、顔にモザイクはかかるだろうがシルエットでわかる人にはわかるだろう。
世間で発表されればすぐにニュースになり、彼女の家に記者が嗅ぎつけて押し寄せるのも時間の問題だろう。
俺は…巻き込んでしまった……。
彼女をこの…地獄へと……
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あいる(プロフ) - 流愛さん» わぁ〜めっちゃ嬉しいですヽ(；▽；)ノ励みになります、ありがとう♪ (2017年8月7日 20時) (
レス) id: 58070ba042 (このIDを非表示/違反報告)
流愛(プロフ) - いつも楽しみにしています！これからの展開が気になっていつもドキドキしながらみています！頑張って下さい(*´∇｀*) (2017年8月6日 19時) (レス) id: ff09b1e312 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいる | 作成日時：2017年7月28日 21時
