7話 ページ25
〜A side〜
彼は抱き締めていた手を緩めると、私の唇に優しくキスをした。
柔らかくて汚れを知らなさそうなその純粋で綺麗な唇が、私を優しく包み込んでくれているようだった。
彼の手が私の髪を撫でると、優しくふわっとベッドに倒される。
そしてまた彼は私にキスをした。
彼の舌が入ってくるのがわかる。
私は彼に身を委ねるようにそのままその舌を受け入れた。
彼の手は私の頬を撫で、そこから首へ…そしてゆっくりと私のお気に入りの服を脱がしていく。
私も同じく彼のシャツを脱がそうとボタンをひとつずつ外していった。
ボタンがひとつ外れるごとに現れる彼の鍛え抜かれた体が正体を表す。
甘いマスクとは程遠いその大きな胸筋と何個にも割れた腹筋がとても男らしい。
私は目にかかりそうな長さの彼の前髪を撫でるように横にどかす。
そして目が合うと彼は優しく微笑んだ。
Taemin「綺麗だよ、A。」
そう言ってまた抱き合う。
いつの間にか全てを脱がされていた私と、同じく裸の彼の肌と肌が重なり合った。
彼は何度も私の体にキスをした。
首筋から舌を這うように耳まで来ると、耳たぶに吸い付くようにキスをされる。
彼の手が私の太ももを撫でるだけで私の体は既にビクついていた。
息を切らす彼から滴る汗が、より一層彼を魅力的にさせた。
2人の愛を確かめ合うその時間はまさに天国のような所だった。
終わった後、私は彼の胸の中でだんだん夢の世界へと入っていく。
私が夢へと落ちていく瞬間、彼の囁く声が聞こえた気がした。
Taemin「A…愛してるよ…。」
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あいる(プロフ) - 流愛さん» わぁ〜めっちゃ嬉しいですヽ(；▽；)ノ励みになります、ありがとう♪ (2017年8月7日 20時) (
レス) id: 58070ba042 (このIDを非表示/違反報告)
流愛(プロフ) - いつも楽しみにしています！これからの展開が気になっていつもドキドキしながらみています！頑張って下さい(*´∇｀*) (2017年8月6日 19時) (レス) id: ff09b1e312 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいる | 作成日時：2017年7月28日 21時
