3話 ページ16
〜Taemin side〜
ーーー
ーー
ー
Taemin「じゃ、ここで。」
ユリヌナを何事もなく送り届けた俺は、早く帰りたいがために一言そう言ってそそくさと帰るつもりだった。
でもユリヌナはそれを許さなかった。
腕をガッと掴まれた俺は、やっぱりか…と思いつつユリヌナを見た。
yuri「ここね、私が一人暮らし用に借りた家なの。寄っていくでしょ？」
ユリヌナは何がしたいのだろう。
先程言っていた、俺が好きだっていうのは本当なのだろうか。
それとも年下の俺をからかって楽しんでいるだけなのだろうか…。
Taemin「本気で言ってるんですか？」
yuri「私は本気よ。まぁテミンには断る回答権はないと思うけど。だってSHINeeを終わらせる秘密、私が持ってるから♪」
Taemin「………。」
yuri「あ、脅しなんかじゃないよ？テミンの態度で本当に私言うからね。あなたがイジメに受けて可哀想な芸能生活を送ってたって。」
この人は本気だ…。
俺は少し怖くなった。
俺は一体何に怯えたのだろう。
ユリヌナか？
それともSHINeeが無くなることか…？
あぁ…そうだ…
それが怖いんだ…
俺からアイドルを取ったら何が残る？
何も残らないじゃないか…。
キラキラと色んなアクセサリーを付けて着飾って…
眩いスポットライトにあたりながらファンから歓声を浴びて…
それが俺なのだ。
『テミン』の存在価値なのだ。
SHINeeが終わるのは、『テミン』が死んだも当然の事だ…。
その恐怖に負けた俺は、こんな事を言っていた。
Taemin「じゃぁ、お邪魔させていただきます。」
ーーー
ーー
ー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 73人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あいる(プロフ) - 流愛さん» わぁ〜めっちゃ嬉しいですヽ(；▽；)ノ励みになります、ありがとう♪ (2017年8月7日 20時) (
レス) id: 58070ba042 (このIDを非表示/違反報告)
流愛(プロフ) - いつも楽しみにしています！これからの展開が気になっていつもドキドキしながらみています！頑張って下さい(*´∇｀*) (2017年8月6日 19時) (レス) id: ff09b1e312 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あいる | 作成日時：2017年7月28日 21時
