続 ページ44
zm視点
その後、とりあえず朝ご飯を食べて、解散となった。
ご飯中は誰も喋らんくて、俺も食害する気にならんかった。怒ってくれる人もおらんからな。
そのまま自室に戻り、ﾎﾞｰｯと1日過ごしていた。ｼｮｯﾋﾟ君と遊ぶ気にもなれず、ただイタズラに時間が過ぎていくだけだった。
***
いつの間にか夜になっていた様で、赤く目の周りを腫らしたｼｬｵﾛﾝが夕飯食べるから来いと呼びに来た。
でも、夕飯になっても姉ちゃんは帰ってこなくて。やっぱり夕飯でも誰も喋ろうとしなかった。マナーと言えばマナーだが、いつもうるさいくらいが丁度いいのだ。
風呂に入ってても、コネシマと少しｹﾞｰﾑをしていても。姉ちゃんは帰ってこなかった。
そろそろ寝るか、と思っても、何故か目は冴えてなかなか寝付けなかった。
1度水でも飲もうと台所へと向かうと、ﾘﾋﾞﾝｸﾞの明かりが付いている事に気付いた。
もしかして、と逸る気持ちを抑え、ゆっくりと、ﾘﾋﾞﾝｸﾞへと繋がる扉を開いた。
しかし、そこには姉ちゃんの姿は無くて。代わりに、俺と同じ様に寝付けなかったのか、俺以外の兄弟が集まっていた。
お前もか。とｸﾞﾙｯﾍﾟﾝに聞かれ、素直に頷く。
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝは少し考えるような素振りを見せると、そのままﾘﾋﾞﾝｸﾞを出て行った。しばらくして戻ってきたかと思うと、黒と赤と濃い緑の掛け布団を抱えていた。
置いてあった机を退かし、掛け布団を広げ、全員が入れるようにスペースを作った。
それぞれが布団に入り、川の字になってその日は寝た。
ｽﾔｽﾔとコネシマやﾛﾎﾞﾛは寝ていたけど、やっぱり俺は中々寝付けなくて。
だから、俺は。俺だけは。
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝが、ぐすっと1度だけ鼻を啜ったのを。
俺だけが知っている。
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ハムぷー(プロフ) - 続きはまだかァァァァァァァ！！！！！！！ (2019年3月5日 22時) (
レス) id: e1b13f536c (このIDを非表示/違反報告)
@Akane.Per_1945:小説執筆中 - ロボロとシャオちゃんちょっと持って帰りますね( (2018年5月27日 8時) (レス) id: 36a89c900f (このIDを非表示/違反報告)
おじゅん(プロフ) - いつも更新お疲れ様です！！すごく大好きです…！読んでる時も、読み終わった時も心が暖かくなって本当に素敵です！応援してます！ (2018年5月2日 23時) (レス) id: bb3fd5cea6 (このIDを非表示/違反報告)
ひだか(プロフ) - ひよのさん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます!!もっとﾆﾔﾆﾔしていただけるよう頑張ります!!() (2018年4月5日 1時) (レス) id: e13a110696 (このIDを非表示/違反報告)
ひだか(プロフ) - NORTHさん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます!!やっぱり振り回すだけじゃアレかなって思ったんで()そう言っていただけて嬉しいです!! (2018年4月5日 1時) (レス) id: e13a110696 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひだか | 作成日時：2017年12月27日 19時
