続 ページ42
「い、一旦話させて。私がどういう計画をしていたか話したいから落ち着いて。」
「俺らは落ち着いとるで。」
「まぁまぁﾄﾝ氏。聞こうじゃないか。」
余裕の表情で笑うｸﾞﾙｯﾍﾟﾝに一々腹立つ。
いつまでも離してくれないｿﾞﾑをそのままに、息を大きく吸い込む。
「私の計画ではね、いつもの姉ちゃんのように接しようとして悩む弟が見たかったの。悩んでる弟にやっぱり姉ちゃんは私しかないよね!!ってｽﾊﾟﾀﾞﾘ最強姉ちゃん無双がしたかっただけなの。」
「阿呆やな。」
「阿呆だな。」
「Awwwwwんなのできるわけないやろwwww」
「うるせぇぶっ飛ばすぞ!!」
真顔の毒素に爆笑するｺﾈｼﾏ。
上手くいかないのは充分想定内だった。しかしこれ程悪ノリして私がいじられるなんて思ってもなかった。
「まぁそんな阿呆なAも可愛いゾ。」
「寧ろコレがなきゃAと言えんよな。」
「やーめーてー!!」
いじりを再開した毒素の二人にｷｯｸをかます。やめてくれ。普段の私はまだマシだ。ロボロを構う時を除いて。
「二人とも、もうそのくらいでいいでしょ。」
「ひ、ひとらん…!!」
「そんな生温いのじゃなくてもっと可愛がらなきゃ。」
「いやぁぁぁ!!復讐鬼だった!!」
一筋の光かと思いきや。ﾆｨ、と口角を上げるひとらんは最早悪魔。毒素の二人と同じ道を歩むなんて我が家のヒロインはどうなってしまうんだ。
「ｼｬｵﾛﾝ…!!ｺﾈｼﾏ…!!」
「Aはﾘﾘｶちゃん並に可愛いで。」
「Aが可愛い過ぎてもう心臓が持たんわぁwww」
「くっそが!!!…ねぇﾛﾎﾞﾛ?ﾛﾎﾞﾛは私の味方よね…?」
「どんなAでも可愛いと思うで!!」
「笑顔が眩しい!!」
最後の希望すら無くなってしまう。もうダメだ。
ｹﾞﾗｹﾞﾗと笑いながらも捕まえてる力を緩めないｿﾞﾑ。可愛い可愛いと言い続ける毒素。ｹﾞﾗｹﾞﾗと笑うｺﾈｼﾏとｼｬｵﾛﾝ。毒素の攻撃に混ざろうとするマンちゃんと大先生。復讐鬼のひとらんに、どこか楽しげなﾛﾎﾞﾛ。
「拷問じゃんんんんん!!!!!」
姉…いや、妹の悲鳴が家に響いた。
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ハムぷー(プロフ) - 続きはまだかァァァァァァァ！！！！！！！ (2019年3月5日 22時) (
レス) id: e1b13f536c (このIDを非表示/違反報告)
@Akane.Per_1945:小説執筆中 - ロボロとシャオちゃんちょっと持って帰りますね( (2018年5月27日 8時) (レス) id: 36a89c900f (このIDを非表示/違反報告)
おじゅん(プロフ) - いつも更新お疲れ様です！！すごく大好きです…！読んでる時も、読み終わった時も心が暖かくなって本当に素敵です！応援してます！ (2018年5月2日 23時) (レス) id: bb3fd5cea6 (このIDを非表示/違反報告)
ひだか(プロフ) - ひよのさん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます!!もっとﾆﾔﾆﾔしていただけるよう頑張ります!!() (2018年4月5日 1時) (レス) id: e13a110696 (このIDを非表示/違反報告)
ひだか(プロフ) - NORTHさん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます!!やっぱり振り回すだけじゃアレかなって思ったんで()そう言っていただけて嬉しいです!! (2018年4月5日 1時) (レス) id: e13a110696 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひだか | 作成日時：2017年12月27日 19時
