7.お客様 ページ7
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加菜「A先輩ー♪おっはようございます」
後輩の高島加菜ちゃんが朝からハイテンションでやってきた
私たちの会社はインテリアを扱うお店
私は接客を主にしている
そして、よく芸能人の方たちも来たりするんだ
A「ふふふ。どうしたの？朝からハイテンションで笑」
加菜「なんとですね…、彼氏が出来たんです！」
A「おめでとう。加菜ちゃん。」
加菜「ありがとうございます。A先輩は彼氏とかいないんですか？」
A「うん……。いないよ。」
加菜「ふうん。でも、その割りに今日は恋する乙女ー。
みたいな顔してますよ？なんかいい事ありましたー笑？」
A「いやいや。まさかー笑」
言えない……。
嵐の櫻井翔君に会ってしまったって。
しかも、今度出掛けるなんて…。
加菜「ふうん。私の勘違いですかね笑。
早く先輩にも出来るといいですね、彼氏。」
では、と言って加菜ちゃんは去っていった。
彼氏か…。
てか、その前に恋をできるようにしなくちゃね！
上司「おーい、中村ー。この方の接客を頼めないかー。」
あっ、話したりしててすっかり仕事中だって事忘れてた。
A「はーい。今行きます！」
しっかりしなきゃだなー。
よしっ。
お客さんは若さそうな黒のキャップを被った男性だった。
A「いらっしゃいませ。本日はどんな物をお探しですか？」
翔「あのー、もしかしてAちゃん？」
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作者名：さくめろ | 作成日時：2014年2月20日 13時
