秘密の甘い時間第一章 (ページ16)

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16.相談事ページ16

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あの櫻井さんと大野さんのやり取りの少しあとにお食事会はお開きになった

私はあの櫻井さんの言葉が頭から離れなくてずっとへこんでいた

和也「Aちゃん、このあと時間ある？」

A「えっ……？」

和也「ちょっと相談に乗ってほしいんだけど…ダメかな？」

　

A「分かりました、いいですよ」

断る理由は特に無かったので引き受けた

翔「Aちゃん、家近いし送ってくよ」

二宮さんとの約束を知らない櫻井さんが私に聞いてきた

A「あの、「大丈夫ですよ。翔ちゃん。このあとAちゃんに相談乗ってもらうんで。ちゃんと家に送っていきますから」」

二宮さんは私の言葉を遮って言った

翔「あぁ………そっか。じゃあ、ニノ……よろしく」

櫻井さんは少し残念そうな顔でそう呟いた

和也「じゃあ、行こっか。翔ちゃんまたね」

翔「うん……。あっ、Aちゃん」

そう言って櫻井さんは私に耳打ちしてきた

翔「また連絡する、今度はちゃんと2人で行こ」

A「はい………」

　
そうして櫻井さんと別れ二宮さんの相談に乗るため近くのカフェへ移動した

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