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現在Aと東京
正直周りのみんなはAと仲良くなっていくのに、奥手な俺だけ取り残されてて悔しいというか寂しいというか。
これを機にAと距離を縮めよう計画、という名目もついて、一緒に東京へ来ることにした。
「ついた！」
ギター屋に寄った後、今は貸し倉庫にきた
「最近の貸し倉庫ってすごいな…」
目の前には大きい大きいトランクルーム。
「そう、ほんとにね。暗証番号と鍵の二重式なの」
ポチポチっと四桁番号をいれてガチャガチャっと音を立てて開ければ
「わ。家具とかいっぱい」
中は家具やらダンボールやらでいっぱいだった
「たしかこの中に…」
その中から器用に一つのダンボールを取り出すとビリビリっと音を立て勢いよく封を開けたA
一緒にしゃがみ込んで見るとその中にはよくAに似合いそうな浴衣が大切にしまわれていた。
「これこれ、似合うかな」
自分にあてがいながら俺にどう？って聞いてくるAはこれ以上にないくらい可愛くて
「うん、いいんじゃない」
そっけなく返すことしかできなかった
普段から不器用キャラだからこういう時くらい気の利いたこと言えたら女はギャップ萌えとやらを感じるのかな、
なんて考えるけど到底俺には無理。
「あとはこれと…これと…」
と次々必要らしき物を取り出すA
周りを見渡せば少し周りとは違った棚？のようなもの
「これは何？」
「それはねー、じゃん!」
Aが手引きドアのようなものを開ければそこにはたくさんのカメラがあった
「正解はカメラの乾燥庫。カビ生えちゃうからね」
確認しなきゃやばいかな、と一つ一つ手にとって動くか確認していく。
「としみつくんこのカメラ使ってないからあげる〜」
「は？こんな高いのもらえんから」
「いいのいいの、はいこれ持ってー」
問答無用に俺にカメラを渡して次々とカメラを出してあちこちいじって確認して行くA。
すっかり忘れてたけどAは写真家だった。
Aと出会った日に家に帰って携帯で色々見てみた
あのかのウィキペディア様を読みふけるとそこはすごかった。
有名○○の写真集、PVを手がけるなんていうのはザラ。様々なコンテストで優秀賞を受賞し、年収ん千万…なんて噂まで書かれてた。
この時はまだ、そんな手の届かない人に恋をする日が来るなんて思ってもみなかった。
もしかしたらこの時すでに俺は落ちてたのかもしれないけど。
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渚(プロフ) - 「」の前に名前つけてくれると読みやすいです！お話はすごくよくて大好きです！東海オンエアも、もっと好きになりました！！ (2018年4月26日 12時) (
レス) id: b9e4ac9f31 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - とても面白いです(⊃-^)ﾎﾛﾘﾝ こんなに話も文も書けるとか本当にすごいです。(T_T) (2018年2月26日 18時) (レス) id: 79b287e614 (このIDを非表示/違反報告)
oss.2(プロフ) - さこさん» こんばんは、返信が遅れてしまい申し訳ありません(;_;) コメントありがとうございます。どうしても主人公を３人すべてと結ばせたかったので無理やりそうしてしまいました(;_;)ありがとうございます、更新頑張ります (2017年8月21日 22時) (レス) id: e9a15ad6af (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - こんばんは☆誰落ちになるんだろう…///とドキドキしながら、拝見してましたが…まさかの3パターン落ちになるとは…(*≧∀≦*)これからも更新楽しみにしてます☆ (2017年8月20日 21時) (レス) id: 8ba320eacd (このIDを非表示/違反報告)
oss.2(プロフ) - さこさん» コメントありがとうございます。こんな駄作・駄文を読んでいただいているなんて本当に感謝感激です。なるべく更新頻度は崩さないように頑張りますのでよろしくお願いします(;o;) (2017年8月15日 15時) (レス) id: e9a15ad6af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：oss_2 | 作成日時：2017年8月12日 2時
