隣りの部屋（ﾁｬﾝﾐﾝside） ページ47
仕事が終わって宿舎に着いた
マネージャーと明日の簡単な打ち合わせをしながら部屋へ向かう
マネ「それで、明日は・・」
「はい」
部屋の前まで着くとマネージャーが鍵を開ける
ガチャ
マネ「じゃ、お疲れ様。明日は１０時だから」
「はい。お疲れ様でした」
ふと気になった、隣りの部屋
朝見ていた夢の中では、僕の愛する人が住んでいた
「あのっ！マネージャー」
マネ「あぁ？どうした」
エレベーターに向かおうとしていたマネージャーを呼びとめて
「隣りの部屋。物置きですよね？」
マネ「あぁ、そうだけど？」
「中、見られますか？」
マネ「確か、鍵がかかってたような・・。どうしてだ？」
「あぁ、ちょっと。床に敷くマットでもないかなぁ〜？と思って」
マネ「また鍛えるのか？あんまり鍛え過ぎても・・」
マネージャーはそう言いながら隣りの部屋のドアノブを回した
ガチャ
マネ「あれ？鍵空いてるぞ」
「入っていいですか？」
マネ「あぁ。明日鍵のこときいてみるから、とりあえず探し物が見つかったらそのままにしておいていいぞ？」
「はい。じゃ、お疲れ様でした」
マネ「お疲れ様〜」
バタンッ
マネージャーが帰って、僕一人
物が雑然と並ぶこの部屋
マットが置いていないベッドや段ボール
使われていない冷蔵庫など
人が住めそうな部屋だけど、今の状態では無理だ
「何やってんだろ、僕」
唯の夢の筈なのに、あまりに記憶に残っているものがリアルで
確かめてみたかった。この部屋を。
一通り目に着いたものを手にして、部屋を出ようとしたその時
「ん？」
壁にかかっている白い服
「ワンピース？」
ハンガーにかかって、壁の突起に下げられていた
女性物？
近寄ってみてみると
綺麗に洗ってあるようだった
手にして触ってみた
すると
「あっ・・・この、香り・・」
洗濯された柔軟剤の香りとともに、記憶に残るシャンプーの香り
「これって・・まさかね」
何となく似ている、夢に出てきた彼女を助けた時
彼女が着ていた服
それにどことなく似ていた
でも、夢だし・・。
不思議に思いながらも僕は、電気を消してその部屋を出て
自分の部屋に戻った。
ラッキーアイテム
革ベルト
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裕(プロフ) - みるくさん» コメントありがとうございます♪引き続きお付き合いしていただけると嬉しいです(^-^) (2012年4月20日 8時) (
レス) id: 1e7a580ccb (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - つっきーさん☆気に入ってくれて嬉しいです♪ありがとう(^^♪ (2012年2月14日 1時) (レス) id: 3702ac458e (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - mikioさん☆コメントいれて頂いてありがとうございます(^^♪この後もお付き合い下さると嬉しいです♪ (2011年10月22日 14時) (レス) id: 3702ac458e (このIDを非表示/違反報告)
mikio(プロフ) - 何度読み返しても切なくなって泣けてしまいます。裕さん是非彼らをひきあわせて幸せにしてあげてください。よろしくお願いします！ (2011年10月15日 15時) (レス) id: 1164004dde (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - おこめさん☆いつも読んでくれてありがとう(^^♪ご対面、出来なくてごめんなさいね(^_^;)次章は会えるように頑張ります♪ (2011年10月12日 12時) (レス) id: 3702ac458e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2011年9月2日 13時
