お兄ちゃんと親友 ページ45
翌日、集中治療室を出て一般病棟の個室にうつった。
一か月もの間眠っていた私は、歩くことが難しく
ベッドでの移動となったけど、病室の窓から見える空は
とても青くて、健康のありがたさを痛感した。
一般病棟に移って、３日
「一ヶ月かぁ・・」
とし「ホント、良く寝てたよ(笑)」
「好きで寝てたわけじゃないんだからぁ・・」
おばちゃん「そうよ。Aだって頑張ってたんだから」
おばちゃんちの一人息子。としちゃん
５つ上のとしちゃんは、私を本当の妹のように可愛がってくれていた
とし「でもさ、Aの心臓が止まった時はビックリしたよ」
おばちゃん「ホントっ。私も血の気が引けたわよ」
「私も、もうダメだって思った(笑)」
とし「はぁ？お前覚えてんのかよ？」
「えっ？・・・あっ、あぁ・・・あはは(汗)冗談よ！冗談(笑)」
とし「ばーか(笑)こんなこと冗談で言ってる場合かよ」
「あはは、ごめーん」
確かに、その時を私は見ていた
おっさんと一緒に。
おっさん・・今どこにいるんだろうな・・？
あれからまったく出てこなくなった『ちっさいおっさん』
傍にいるって、言ってくれたのに・・。
『こんにちは』
とし「あっ！ミサちゃん」
「ミサ？」
ミサ「Aーっ！良かったね(泣)」
「ミサ(泣)うん、ありがとう。ごめんね？心配かけちゃって」
ミサ「なに言ってんのよ(泣)意識が戻っただけでも安心した・・」
「あはは、うん」
ミサ「それなのに、こんな風に話しもできるなんて。信じられない(泣)」
「ミサ、ありがとう」
中学の時からの親友、ミサ
ミサにも、心配かけちゃったね・・。
とし「じゃぁ、俺帰るわ。ミサちゃん？Aの話し相手になってやって？」
ミサ「はい///」
とし「じゃぁな！あんま、無理すんなよ？」
「うん、気をつけてね！」
とし「あいっ」
おばちゃん「今、売店行ってくるね？ミサちゃん、ゆっくりしていってね」
ミサ「はい＾＾」
としちゃんとおばちゃんが病室を出ていって
私とミサの二人きり
「来てくれてありがとう＾＾」
ミサ「本当はすぐにでも来たかったんだけど、電話でとしさんに相談したら今日がいいって言われて」
「そうなんだぁ♪」
ミサ「なによぉ」
「としちゃんと電話ねぇ〜♪」
ミサは、としちゃんに片想い中なのです♪
ラッキーアイテム
革ベルト
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裕(プロフ) - みるくさん» コメントありがとうございます♪引き続きお付き合いしていただけると嬉しいです(^-^) (2012年4月20日 8時) (
レス) id: 1e7a580ccb (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - つっきーさん☆気に入ってくれて嬉しいです♪ありがとう(^^♪ (2012年2月14日 1時) (レス) id: 3702ac458e (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - mikioさん☆コメントいれて頂いてありがとうございます(^^♪この後もお付き合い下さると嬉しいです♪ (2011年10月22日 14時) (レス) id: 3702ac458e (このIDを非表示/違反報告)
mikio(プロフ) - 何度読み返しても切なくなって泣けてしまいます。裕さん是非彼らをひきあわせて幸せにしてあげてください。よろしくお願いします！ (2011年10月15日 15時) (レス) id: 1164004dde (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - おこめさん☆いつも読んでくれてありがとう(^^♪ご対面、出来なくてごめんなさいね(^_^;)次章は会えるように頑張ります♪ (2011年10月12日 12時) (レス) id: 3702ac458e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2011年9月2日 13時
