ossan couple .- past story -(赤) (ページ15)

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SUBARU side.

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今日は自分の車。

作業場から直帰しようと、

自分の家まで車を走らせた途端鳴る着信音。

『...はい。』

知らない番号から着信があり、

恐る恐る出ればそれは上司の声。

＞渋谷の知り合いらしき人が来てるぞ。

『え、誰ですか...？』

今日は友達や同僚と約束した覚えは無い。

＞お前がいつも停めてる駐車スペースの所に座ってるんだけど

なんか様子がおかしいんだよ。

不信感が募る中、

ふとアイツの顔が浮かぶ。

まさか、と自嘲気味に下記相手に問いかければ

『...それって、女っすか。』

＞あぁ、よく分かったな。笑

紺色の制服の......あっ！！あの頭いいとこだわ！

『...今、向かいます』

返事するのが早いか、電話を切るのが早いか。

その瞬間ハンドルをきり会社へ戻る。

ふっと、嫌な予感がした。

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