今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:11,806 hit
小｜中｜大
�� ページ14
Your Side
.
1軒のプレハブみたいな建物。
学校から一駅のすばるの事務所。
作業場から帰るときすばるは
借りてた事務所の車を必ず返しにくる。
意外と真面目だから。
でもそれは、いつ帰るかわからないし
今日が夜勤なら明日の朝になるかもしれない。
そんな中すばるを、ただ待つ。
.
.
もう何時間経ったか分からない。
1時間？2時間？
いや、3時間くらい経っただろうか？
私の中ではこれでもかというほど長い時間で。
心細くて、寂しくて。怖くて、かなしくて。
ただただ、すばるに会いたくて。
すばるに抱きしめて欲しくて。
縁石に座り膝を抱えて待ち人を探した。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 87人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：涕 | 作成日時：2016年6月16日 10時
