俺の好きな人には好きな人がいます

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『失礼しました。』



俺たちは部屋を出た。



『あぁ…緊張した…』


成瀬「Aさん、四宮さん。すみません…」


『本当だよ。俺、確実に寿命縮まったからな。』


四宮「お疲れさん。」


『シノさんも。』


春田「あれ？…ﾊｧﾊｧ…終わっ…ちゃったの？」


『おっそ…』



向こうから走ってきたのか息切れしている春田がいた。



春田「成瀬の件は…」


『俺が成瀬を教育するでまとまった。』


春田「そ、そっか…」



春田は安心したような顔をしていた。


良いやつなんだな。


成瀬とあまりいい感じじゃないのに助けに駆けつけるとか。


まぁ…


シノさんが好きな人だし、良い人ってことは知ってたけど。



黒澤「Aと四宮ちょっといいか。」


四宮「キャプテン。」


『あ…はい。』



何か深刻そうな顔をしていたおっ…


ｺﾞﾎﾝｯ…


キャプテン。


俺たちいったい何を言われるんだ…

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