Period3 ページ4
「くっそぉ〜！入れられた…」
「なめんなよ」
先程打ったシュートは見事ゴールに入った。
…ま、円堂が本気200％くらいだしたら絶対入らないけどな。
「おめでと〜いっくん！凄かったよー。そしてまもちゃん、ドンマイ」
「ありがと。ま、でもAのおかげで入ったんだけどな」
「え、なんでだ？」
円堂が不思議そうな顔をして訪ねてきた。
それに対してAは、慌てて口に手を当てて シー と息をついた。
「いっくん、内緒」
「え？ああ…」
なんか赤い顔して頼まれたから、理由も聞けなかった。
「隠し事かよ〜」
「まあまあ。お菓子あげるからさ」
え、マジ?! と喜びを露わにする円堂。
子供だな。
「いっくんも食べる？」
そういって差し出してきたのはカップケーキ。
可愛らしくラッピングもされている。
「手作りだから、あんまり美味しくないかもしれないけど…」
「え、手作り？」
「うん、たまたま昨日作ったんだ」
隣ではすでにそれを口の中に入れている円堂が「うめぇ!!」と奇声をあげていた。
＿食べたい。
「どうする？いらない…？」
なかなか返事を返さない俺に、少し心配そうな顔をして問いかけてきた。
それを見て、俺は慌てて首を振って否定した。
「いやいや、食べる！チョーうまそう！」
そう言ってAの手の中にあるカップケーキを取って、一口頬張る。
控えめに甘くって、程よくしっとりとしていた。
「…すごく美味しい」
「ほんと？ありがと！」
本当に嬉しそうな笑顔をみて、顔が熱くなった。
そんなのも御構い無しに円堂はお菓子の評論をAに語っていた。
＿ああ、こういう時だけ円堂の素直さが羨ましい。
もう一口。
なるべく長い時間味わっていたいなと思いながら、小さく、一口食べた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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にゃん太郎(プロフ) - ＠青鬼＠さん» また、コメントありがとうございます！本当ですか？嬉しいです！はい！ありがとうございます！ (2014年10月6日 1時) (
レス) id: ed59275e07 (このIDを非表示/違反報告)
＠青鬼＠(プロフ) - 完結、おめでとうございます！！とっても、感動しました。次回作も期待してます！！！ (2014年10月5日 22時) (レス) id: 79fab33b9a (このIDを非表示/違反報告)
にゃん太郎(プロフ) - イナじい＝なっちゃんさん» ありがとうございます*\(^o^)/*頑張ります(^o^)/ (2014年10月1日 18時) (レス) id: 5410f76e99 (このIDを非表示/違反報告)
イナじい＝なっちゃん - きゃあああ！めっちゃカッコイイ！！更新頑張ってください！ (2014年10月1日 18時) (レス) id: 85aee8a223 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん太郎(プロフ) - ルギアさん» ありがとうございます！がんばります！ (2014年8月23日 13時) (レス) id: a77d3f872d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃん太郎 | 作成日時：2014年7月24日 19時
