【文スト】ポート・マフィアの中島君【男主】

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黒蜥蜴とかを出動させてから今日でちょうど八日目

白い虎は結構居場所を変えてるようで

どうした物かと息を吐けば

通信機が電波を受信した

直ぐに回線を繋いで貰う


「どうした」
『朗報と悲報だ。どっちから聞きたい？』


出たのは広津さんで

おっとヤバイ、敬語を使わねば


「朗報からで」
『・・・朗報は、白い人虎が見つかった事。悲報は、其の人虎が探偵社にて保護されてると言う事だ』
「ご苦労様でした。一時撤退してください」


回線を切って貰い、仕事部屋から出る

途中で鏡花ちゃんが突っ立っていたので、飴を幾つか渡しておいた

ある部屋の前に着いて、間髪入れずにドアを開ける

中では、中也さんがソファーで寝っ転がっていた


「何してるんですか？」
「休憩だ」
「そうですか。じゃあ報告だけしときますね」
「おぉ」


完全に弛れている此の幹部

双黒(笑)って呼んでやろうか


「人虎を見つけました。で、其の人虎は探偵社が保護している模様。以上です」


くるりと踵を返して部屋から出ようとすると


「一寸待ちやがれ、今なんて言った！！！」


がしっと肩を掴まれた

痛い

中也さんと目線を合わせて、ゆっくりと口を開く


「だぁかぁらぁ、人虎が見つかりましたが、探偵社が保護してるんですよぉ」
「手前・・・潰してやろうか」
「汚濁は出来ないでしょう？」


首領に報告お願いしまーすと今度こそ部屋を出る

わーい、俺の仕事終わりー







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