貴方の傍で。２【手下】 (ページ43)

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うさたま大脱走！【番外編】(イースター) ページ43

どうも、Aだ。
今、リクルーター全員とスキャターでディズニーランドに来ているんだ！！

ダ「AA！！うさたま！！うさたま！！たまごだ！うさぎだぞ！！」

A「いたたた、痛いから、腕引っ張るな！！」

物凄い勢いで走るダルメシアをなんとか引き戻して、はぐれないように歩く。

まぁ、こんな特徴的な格好をした集団見失わないか…

というか、どうしていつもの服のままなのか問いたい。

ジャ「A見て！！うさたま！！」

A「うわ、引っ張るなっつーの！！
危ないだろうがァァ！！」

転ぶ転ぶ！！

A「ん？
あ、ジャック！！ストーップ！！」

ジャ「おーーっと！！なぁに！」

A「フラワーバンドだ！」

丁度、移動中のウェルカムフラワーバンドの４人を見つけた。

ヴ「Aさんのお友達ですの？」

A「そうなんです！

あの４人のおかげで花を好きになれたんです！」

ヴ「まぁ…とっても素敵ですわ！

お話、しないんですの？」

A「うーん…また後でいいです！」

あら…と、しょんぼりするヴェールさん。
なんというか、罪悪感が生まれる。

A「わ、分かりました！！
今から行きますから！」

スキャ「私もお話したいです！」

まぁ、２人にそう言われたら行かないわけにはいかない。

ゲストの影からじっと見つめていると、こっちを見たガーベラと目が合った。

手を振ると、！！という顔をして

ガ「さ、サンフラワー！！

見て見て見て！
ヴィランズが！いっぱいいるわ！」

と言った。
その声で、周りを囲んでいたゲスト皆がこっちを見た。

A「あー…はは、ハッピーイースター…」

「待って、全員いる」「ヤバくない？マジ？」「！？！？」

ダ「なんだよー、ノリが悪い奴らだ！」

ダルメシアがそう言った瞬間、周りの僕達を知っているゲストが

「「「ハッピーハロウィン！！

ハッピーヴィランズ！！」」」

と声を揃えて言った。

ハ「普通はハッピーイースターよね」

A「だよね」

ヴ「ですわね」

全く、空気が読めないんだから！
そう思いながらも、イースターの楽しげな雰囲気に浮かれていた。

その時だった

事件が起こったのは

？？「Aチャーーーーーーン！！」

A「うぐっ！？」