77話 ページ38
ヴィーラさんのポーズも紹介して、さっそくあのゲームが始まった。
ヴィ「行くわよ!
最初はヴィランズ、邪悪なヴィランズ!!
私、Aのポーズをとっております!」
やった、僕のポーズだ…
まぁ、僕は僕のポーズしかしないけど。
ヴィ「じゃあ次はMP!宜しく!」
ポ「はぁい!
よろしいですか?行きますよ!
最初はヴィランズ!
美しい…A!!A!A!A!!!」
しつこいなおい!!
A「あ〜っ、やめやめ!
頭がおかしくなりそうだ!
次は僕だね!皆分かってるだろうけど、頼むからしっかりやってくれよ!
最初はヴィランズ!邪悪な僕ーっ!!」
僕がしたのは、当たり前だけど自分のポーズ。
A「よし、皆OKだな!
じゃ、次ダルメシア!…イイコイイコ」
反射的に、近付いてきたダルメシアをなでてしまう。
ダ「ワンッ!」
ダルメシアは、嬉しそうに返事をして再開した。
ダ「じゃ、次は僕だ!
お前ら分かってるだろうな!!間違えたらただじゃおかないぞ!
最初はヴィランズ!わんわんダルメシア!」
わんわん…ダルメシア…
なんだそれ、初めて聞いたぞ。
MPが、我が子を見るような目で見守っていたのはいいと思う。
ヴィ「はいストップ!!
今、Mr.ダルメシアのポーズを取っている人はそのままよ!
そうねぇ…うーん…」
ゲストの前を練り歩きながら1人1人じっくり定めるヴィーラさん。
考え込んでいる姿すら様になる。
ヴィ「あらMP!とっても素敵な方をみつけたわ、この方をご案内ー!」
ヴィーラさんが連れてきたのは、僕とMPの服を着た…ダッフィーとシェリーメイを持った女の子。
どうしてMPなんだ。
ヴィ「あら、ダッフィーさん達がいるじゃない。
これは…AちゃんとMPね!」
A「ちょっ、大きい声で言わないでくださいよ!!
MPが…」
ポ「あぁ!本当ですね!!
可愛らしい…やっぱり、ぬいぐるみになってもAさんの美しさは健在…
それに、もう1つは私ですね!?
はぁ、Aさんと一緒だなんて…こんな幸せないですね!」
僕の手を握りながらそう言うMP。
あぁ、ほら見ろ!やっぱり面倒臭いことになった。
A「あぁもう、手を握るな!!
皆見てるから!!よくそんな恥ずかしいことができるな…!」
ポ「愛故にです!!」
自信満々にそう言うMP。
それは一方的な愛だ、うん。
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紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» 無言…無言ね…(´;ω;`)← (2017年6月11日 17時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀糖(プロフ) - 紫さん» エイトフットさんの無言が、、、(T-T) (2017年6月11日 17時) (レス) id: 357326128b (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» おぉ! 言ったねぇ!!ふーー!!← (2017年6月11日 13時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀糖(プロフ) - 紫さん» いや、あの、ついにマルフィ言ったなぁって…(ノω`) (2017年6月11日 8時) (レス) id: 357326128b (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» ああああ!?どど、どうした!? (2017年6月11日 3時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫 | 作成日時:2017年5月16日 1時