63話 ページ24
ヴ「ポライトさん!!
Aさんに何かしたんですの!?」
後ろにいたMPに問い詰めるヴェールさん。
すると、あんまり騒がしかったのかファージャにアップルにジャックも出てきた。
A「ち、違うんだ…そうじゃなくて…
ヴェールさん、ちょっと!!」
ヴェールさんの手を引いて、自分の部屋まで走り込んだ。
ヴ「ど、どうなさいましたの!?
お体の調子でも悪いんですの…?」
A「そうじゃなくて…
セイリングで、マルフィに見つかったんだ。
僕、なんだかおかしくて…
マルフィが近くにいると胸がドキドキするっていうか、緊張するっていうか…
頭を撫でられるくらい慣れているはずなのに、撫でられると恥ずかしくて…」
壁に背中を預けて、小さい声で呟く。
ヴ「それは…
きっと…いいえ、絶対に恋ですわ!!」
A「恋…?」
ヴ「そうですわ!!
恋っていうのは…相手を思うと心が切ない気持ちになったり
この人と一生過ごしていたいって思うような…
ロマンチックですわ…はあ…」
恋…恋か。
恋…!?
考えてみると、やっぱり顔が熱くなるのが分かった。
ヴ「Aさんは、きっとマルフィさんの事がお好きなんですわね!」
A「好き…そっかぁ…」
僕は、マルフィのことが好きなんだ…
A「あーっ、また恥ずかしくなってきた…」
ヴ「Aさんも乙女ですわね!」
ニコニコしながらそう言うヴェールさん。
A「そう…なんですかね…
僕どうすれば…」
ヴ「そんなの簡単ですわ!!
アピールが大事なんですの!!
私達もお手伝いいたしますわ、頑張りましょう!!」
メラメラ燃えるヴェールさんの目を見ると、断ることができなかった。
A「…はぁい」
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紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» 無言…無言ね…(´;ω;`)← (2017年6月11日 17時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀糖(プロフ) - 紫さん» エイトフットさんの無言が、、、(T-T) (2017年6月11日 17時) (レス) id: 357326128b (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» おぉ! 言ったねぇ!!ふーー!!← (2017年6月11日 13時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀糖(プロフ) - 紫さん» いや、あの、ついにマルフィ言ったなぁって…(ノω`) (2017年6月11日 8時) (レス) id: 357326128b (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» ああああ!?どど、どうした!? (2017年6月11日 3時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫 | 作成日時:2017年5月16日 1時