61話 ページ22
A「こんにちは、可愛らしいお嬢さん!
僕が誰だか分かるかい?」
女の子「えっ…と?
ごめんなさい、分からないです…」
そりゃあそうだよね…
A「もう、その格好をしてるってことは僕が好きなんじゃないの!?
全く…」
女の子「え…?もしかして、Aちゃん!?」
A「正解ー!!
でもね、今ここに来てるのはマルフィ達にはヒミツだから!
見つかったらミスターに怒られるし…MP!」
ポ「はぁい!なんですか!
…というか、あまり大きい声を出すと気付かれるってさっきも言ったでしょう!」
女の子「ぽ、ポライトくんも…!!」
脚がガクガク震えてるけど大丈夫かな。
A「えっと、簡潔に言うと…
ヴィランズの世界に興味とかあるか?
あるなら、666年後の10月31日、夜中の12時ぴったりに
あのタワーオブテラーの頂上に来て欲しいなーって思ったんだけど…どう?」
女の子「いっ、行きます!!絶対!!
約束します!!」
何故か、泣きながら大きい声で返事をくれた女の子。
A「あー!泣かないで?
どうしたんだよ…大丈夫大丈夫!」
女の子「ごめんなさい…っ
さ、サイン貰っていいですか…」
A「いいとも!
どこにすればいいかな?」
女の子「あ、ここに…」
と、サインをしようとした時
後ろから思いっきり体重をかけられた。
MPが、「だから言ったのに…」と肩を竦めている。
ギギギ…と鳴りそうな首を一生懸命振り向かせると、ニコニコしたマルフィの整った顔が目の前に。
何とか誤魔化さなければ…
A「わ、ワー、マルフィ サンダー
カッコイイーステキー」
マルフィは、深く溜め息をついて
マ「酷い棒読みだな…
全く、来るなら来ると連絡してくれればちゃんと対応したというのに…」
と、僕の頭を優しく撫でた。
A「な、にを…」
つい言葉を失った。
どうして、いつもいつもされてこれ位慣れているはずなのに
ポ「あぁっと!!ちょーっとボディタッチが過ぎるんじゃないですかマルフィさん!!
…Aさん?Aさーん?」
こんなにも
A「えっ…と、その…」
胸が痛むんだろう
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紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» 無言…無言ね…(´;ω;`)← (2017年6月11日 17時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀糖(プロフ) - 紫さん» エイトフットさんの無言が、、、(T-T) (2017年6月11日 17時) (レス) id: 357326128b (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» おぉ! 言ったねぇ!!ふーー!!← (2017年6月11日 13時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀糖(プロフ) - 紫さん» いや、あの、ついにマルフィ言ったなぁって…(ノω`) (2017年6月11日 8時) (レス) id: 357326128b (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» ああああ!?どど、どうした!? (2017年6月11日 3時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫 | 作成日時:2017年5月16日 1時