貴方の傍で。２【手下】 (ページ3)

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４９話ページ3

次は、結構遠いテーブルに来てみた。

A「やぁこんにちは、ハッピーハロウィン！」

ｹﾞｽﾄ「Aさんだ！かっこいい…」

A「そうかな？ありがとう！

僕と契約しちゃう〜？」

なんてニヤニヤ言ってみると、顔を赤くしてブンブン頷くゲスト。

A「はい、じゃあ立って〜？

…結構身長高いんだね貴方」

僕より５cm位高かった。

ｹﾞｽﾄ「あ、これはヒールで…」

A「何だ、そうなの！

それじゃ、僕のマスターの名前は？」

何故か僕はこれを聞くのが定番になっている。

ｹﾞｽﾄ「アースラ様！」

A「はい、大正解！

じゃあ…ホックーー！！！」

と呼ぶと、ちゃんとこっちに来てくれるホックは凄く優しいと思う。

優しいとダメなんだけどね、ヴィランは。

A「はい、君は特別に僕とホックどっちと仕事をしたいか選ばせてあげる！」

ホ「何だそれ…」

と言いつつ、ｹﾞｽﾄの手を取りひざまづいて結構ノリノリなホック。

それを真似して、僕もひざまづいて手を取る。

A「さ、どっちを選ぶ？」

ｹﾞｽﾄ「「「「キャーー！！！！」」」」

「ヤバいね！！」「男前組ハンパない…」「無理かっこいい」「尊い」

なんて黄色い歓声に包まれながら、２人でゲストの手にキスをする。

「「「「キャー！！！！」」」」

叫び過ぎだろ！そんなに悪いことはしてないぞ！！

ｹﾞｽﾄ「へっ…あ…っ」

顔を真っ赤にするゲスト。

ｹﾞｽﾄ「ど、どっちも…」

A「欲張りさんだねぇ！ヴィランズ向き！」

ホ「どっちもか、しょうがないな…

よし、じゃあ６６６年後の１０月３１日、夜の１２時ぴったりに、あのタワーオブテラーの頂上まで来てくれ。

約束だぞ。」

ｹﾞｽﾄ「はいっ！！」

A「じゃ、また！」

うん、今日は絶好調だな！！

ホ「A、もういっその事一緒に回るか。」

A「いいのか？じゃあ遠慮なく！」

ホックが腰に当てている手の間に、手を入れる。

「男前だ…」「美しい…」「色気ハンパないね男前組」

っていう声が聞こえる。
そうでしょうそうでしょう！

よく言われます！！
…危ない、自信が顔に出る所だった

A「あ、見てホック！僕達の服！」

うろうろしていたら、リクルーター全員のダッフィーを見つけた。

１４体、それぞれ僕達の服を着ている。