59話 ページ20
犬だなぁ…
そういえば、今日のセイリングは誰だっけ。
A「MP、今日のセイリングって誰だっけ?」
MP「確か…ダルちゃんにジョーさん
マルフィさんにMs.ハーデス
スカーちゃんにホックさんですね!」
A「あぁ、ありがとうMP!」
マ&エ「「はぁ!?」」
急に大きい声を出す2人。
さっきから、怒ったり驚いたり…騒がしい。
エ「俺休むわ、着いていく」
マ「私も休むよ、2人と一緒に行く」
今度は我儘か…
MP「ダメに決まってるでしょう!
私が怒られるんですよ!!」
次はMPも怒りだした。
今日は皆怒りっぽいな…
A「MP、そんなに怒るなって。
デート、するんだろ?」
ポ「う"っ…
そんな…裾を引っ張るとか反則ですよね…」
A「何。
僕、そんな悪いことした?」
ポ「いや、全然。
寧ろ、もっとしてくれて大丈夫です!さぁ!!」
MPは、顔を赤くして天を仰いだかと思えばいきなり腕を広げた。
A「あ…いや、結構です。
で、どこに行くの?」
ポ「…耳貸してください」
A「ん。」
MPは、耳に口元を寄せると
ポ「皆さんが来るセイリングに…潜入しましょう」
と言って、ニヤリと笑った。
笑った後に、耳にキスをされた。
A「ん…っ!?」
ポ「すみません、ついしたくなっちゃいました!」
何だよコイツ!!!
謀ったな…
マ「ど、どうした!?」
A「み…耳にちゅって…」
説明していると、顔やら耳やらが熱くなってきた。
多分、顔が真っ赤だ。
エ「てめ、MP!!マジで変態だな!!」
ポ「好きな子がすぐ傍にいるのに手を出さない方がおかしいでしょう!!」
エ「…そ、それは…おう…」
いや、何を納得しているんだ。
今のどこに納得する要素があった。
A「マルフィ…僕は…死ぬのかな…」
マ「縁起でもないことを言うな、死なない死なない」
ニコニコしながらそう言うマルフィ。
ポ「ここで言うのもなんですが、そろそろ出ないと遅れますよ?」
MPのその言葉に時計を見ると、いつの間にか9時になりそうな時間。
エ「やっべ…行ってくる!!」
急いで出ていく6人を見送り、薄紫色の帽子を被る。
A「…これだとバレるよね」
ポ「そうですねぇ…あ、私のジャケットをお貸ししましょう!」
ばさりと乱雑に投げられたMPのジャケットを着てみる。
…大きすぎる。
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紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» 無言…無言ね…(´;ω;`)← (2017年6月11日 17時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀糖(プロフ) - 紫さん» エイトフットさんの無言が、、、(T-T) (2017年6月11日 17時) (レス) id: 357326128b (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» おぉ! 言ったねぇ!!ふーー!!← (2017年6月11日 13時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀糖(プロフ) - 紫さん» いや、あの、ついにマルフィ言ったなぁって…(ノω`) (2017年6月11日 8時) (レス) id: 357326128b (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» ああああ!?どど、どうした!? (2017年6月11日 3時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫 | 作成日時:2017年5月16日 1時