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58話 ページ19

2人は、未だに睨み合っている。

ジャックとアップルならまだしも…
いつもは仲のいい2人が喧嘩なんて、珍しい。



A「アップル、この2人大丈夫かな」



と、小さい声で問いかけてみる。



ア「大丈夫だ、どうせすぐ終わるさ」



と微笑んでくれたアップル。
アップルが笑うと、何だか安心する。




A「…なら良いけど…」





マ「大体、Aは〜〜!!お前はすぐそうやって〜〜〜」



エ「誰のとか〜〜〜!つか、俺は〜〜〜!」




興奮しすぎて何を言っているのか分からないけど、取り敢えずどうでもいいことで喧嘩しているんだろう。


そんな2人をチラチラ伺っていると、MPが隣に座った。



ポ「どうしたんです、この2人。

いつもはもっと仲が良いのに。」




A「…何か、よく分からない事で喧嘩してる。

さっき僕がお姫様だっこされて運ばれた時から、ず「お姫様だっこ!?」

…うん、お姫様だっこ」



そんなに大きい声で叫ばなくても…と思いながら、話を続ける。



ポ「ずるいです!!私もAさんのことお姫様だっこしたいですよぉおお!!」




と抱き着かれたかと思えば、ひょいっと持ち上げられる。



A「へぁ!?」



自分でも、凄く間抜けな声が出たと思う。



A「え、MP!ポライト!お、降ろしてくれ!!」





ポ「嫌ですよ!今日はこのままAさんとくっついているって決めましたー!」




自己中すぎる…
ヴィランらしいといえばヴィランらしいけど、何か違うだろそれ。




A「はぁ…まぁいいや、取り敢えずお姫様だっこだけはやめてくれ」



そう言うと、手は繋がれているものの素直にお姫様だっこをやめてくれた。

すると、手を繋いでいることに気が付いたらしい2人が



マ「おい、どうして手を繋いでいるんだ!!離れたまえ!!」

エ「おい、何さり気なく手ェ繋いでんだ!!離れろ!!」



と、睨みながら怒鳴ってきた。
そ、そんなに怒ること??



ポ「お2人は喧嘩していたじゃないですか!
Aさんは私のですからね!!」





A「何を言って…はぁ。」




溜め息をついていると、MPがニコニコしながら



ポ「Aさーん!今日、デートに行きませんか〜?」




と言ってきた。
デート…うん、楽しそう…



A「いいね!行きたい!」




ダ「僕も行きたい!!」




ポ「ダルちゃんはお仕事でしょう!
また今度!」



ダルメシアは、しょんぼりしてジャックに撫でられに行った。

59話→←57・5話(続き)【エイトフットside】



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(プロフ) - 坂田銀糖さん» 無言…無言ね…(´;ω;`)← (2017年6月11日 17時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀糖(プロフ) - 紫さん» エイトフットさんの無言が、、、(T-T) (2017年6月11日 17時) (レス) id: 357326128b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 坂田銀糖さん» おぉ! 言ったねぇ!!ふーー!!← (2017年6月11日 13時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀糖(プロフ) - 紫さん» いや、あの、ついにマルフィ言ったなぁって…(ノω`) (2017年6月11日 8時) (レス) id: 357326128b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 坂田銀糖さん» ああああ!?どど、どうした!? (2017年6月11日 3時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年5月16日 1時

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