じょしとーく【番外編】 ページ14
※レディ達が、プリンセスやプリンスのことをボロクソ言います。
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リクルーティングもセイリングもない日の、午後3時。
僕達レディ+スキャターは、ファージャの部屋に集まっていた。
というのも、さっきまでリビングで優雅にお茶をしていたファージャが突然
「女子会しよ!!!」と言い出したのがきっかけ。
ファージャの部屋の床には、お菓子が沢山ばらまかれている。
ヴ「…こういうのって、やっぱり恋のお話ですわよね?」
ハ「…この中に恋なんてしてる人がいるかしら。」
ス「スカーちゃんがいるじゃなぁい!!」
ファ「ウチらみーんなマスターが1番やしな。」
ス「ねぇってば!スカーちゃんがいるじゃないって!」
皆がスカーを完璧にスルーしている中、ふと思い出した。
A「皆はマスターが異性だからいいけど、僕アースラ様だし。
同性だし。」
かと言って好きな人もいない。
好きな人って何?
A「好きな人ってなんなの?
赤髪の人魚みたいに、【かっこいい】って思い続ければいい訳?」
僕のこの一言で、皆に火がついた。
ファ「っていうか、おかしくない!?
だって、あの王子盗っ人やで!?
盗っ人と恋に落ちるなんて、ええ趣味してはるわ…」
ホ「ウェンディ…と言ったな。
パンのどこがいいんだか…あぁ、子供ってのはますます分からない。」
ヴ「フロロー様を好きにならないのはおかしいと思いますわ!
どうして趣味の悪い人ばかりなのかしら…」
ハ「あの…メグとか言う女!
あんな怪力男のどこがいいのよ!!
ハデス様と働く方が幸せに決まってるのに!!」
ス「スカーちゃんそういうのよく分かんなぁい!
ダーリンのお話しましょ♡」
スカーがダルメシアの話を始めると、必ず2時間は軽く超える。
A「いや、遠慮しておく…」
すると、スキャターが口を開いた。
スキャ「…わ、私、皆さんみたいに
美しくて
かっこよくて
可愛らしいヴィランになりたいんですっ!!
どうすればいいですかね…?」
突然の相談に、皆が顔を見合せた。
僕達の大きな笑い声が、部屋中に響いた。
スキャ「わっ、笑わないでくださいよう!」
A「ふふっ、ごめんごめん…
で、えーっと…美しくてかっこよくて可愛いヴィランだっけ?」
スキャ「はいっ!!」
キラキラした瞳で見つめてくるスキャター。
あ〜……
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紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» 無言…無言ね…(´;ω;`)← (2017年6月11日 17時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀糖(プロフ) - 紫さん» エイトフットさんの無言が、、、(T-T) (2017年6月11日 17時) (レス) id: 357326128b (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» おぉ! 言ったねぇ!!ふーー!!← (2017年6月11日 13時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀糖(プロフ) - 紫さん» いや、あの、ついにマルフィ言ったなぁって…(ノω`) (2017年6月11日 8時) (レス) id: 357326128b (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - 坂田銀糖さん» ああああ!?どど、どうした!? (2017年6月11日 3時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫 | 作成日時:2017年5月16日 1時