君の隣にいたいです【センラ】

53 センラside ページ8

なんでこうなったん。





今俺はあのクソ女に体育館に連れこられてます






さ「ねえ！！！」




「なんやねん。」




さ「なんでアイツのことばっかり考えるの！？！？
なんで私のことは気にしてくれないの！？！？


私が泉くんの彼女でしょ？？？
彼女に気を使うのが普通なんじゃないの！？」




「はぁ。別に俺が付き合いとうて
付き合っとるわけやないし〜、

そんな事言われても困るわ」





さ「アイツの事殺してもいいの！？！？
私の言う事聞かないと殺しちゃうのよ！？！？」







なんてカッターを突き出され
脅される








「それで、Aを殺人者にしたわけか。」




さ「は？？」





「それでAを殺人者に仕立てわけやろ？？」





さ「…い、今はそんなこと関係ない！！！
だから殺しちゃうのよ！？！？いいの！？！？」







「………で、」





さ「え？」





「好きにすればええやん？？
どうせ出来ひんくせに、
自分じゃ殺せないくせに」






さ「何言って………ｯ!?」





俺はカッターを取り上げ彼女の近くの壁に刺す





「女の子がこんなん持っとったら危ないで？」







俺はそれだけを言ってもうた立ち去った。





そして即座に助けを求めるよう
うらたん達の元へ向かった









A…助けるから待ってて…！！！









まさかあんな事が起きるなんて









「…ｯ!?……A!?!?」







『ﾋｭ-……ﾋｭ-……』









医「もう彼女は助かりません。。。」









また君を失うことになるなんて。








今の俺には
考えることも予測することも出来なかった…









*

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