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あのあと私はすぐに寝ていたようだ
ニコ生が切れた状態で電源付けっぱなし
しかも私が寝てた場所はパソコンのある机に伏せて寝ていた
体が痛い
少し体を動かせば
ボキッ
と音が鳴る
しかもそれだけじゃない。
昨日はたくさん泣いたせいか
鼻声気味だし、目が腫れてるし
おまけに頭もガンガンする
今日は最悪な1日となりそうだな
いつも家を出る時間に玄関を出る
今日もやっぱり泉迎えに来てくれなかった
歩いて20分の所に私の学校はある
いつもは泉の自転車に乗って遅刻ギリギリで教室に入っていた
あ、もうあと10分しかないや。
遅刻決定だね。
なんて1人でブツブツ言っていると後ろから
「A遅刻するよ？？」
『え？あ、渉くんおはよ〜』
「おはよ、じゃなくて！遅刻するって！」
『もう遅刻でいいやって考えてたし渉くんだけでも遅刻しないで行ってよ、自転車なら余裕でしょ？』
「はぁ。ほんとセンラ以外には素直じゃねーよなお前は」
ﾋｮｲｯ
私は何故か宙に体浮きどこかに座らされた
それが渉くんに抱っこされて自転車の後ろに乗せられたということに気づくのに時間は要さなかった
「ちゃんと捕まってねぇと落ちるぞー！」
って言いながら自転車を漕ぎ始める渉くん
私は落ちないよう渉くんの制服を指で摘んだ
私の持ち方が気にくわなかったのか
渉くんは私の手を引いて引っ張った
私は引っ張られた衝撃で渉くんに抱きつく形になった
「ちゃんと捕まれって言ったよな？」
『ごめん。』
「いいよ、スピード出すから離れんなよ！！」
って言った瞬間物凄いスピードと風の強さに落ちそうになる
でもその度に渉くんが私の手を掴んでくれている
いつもなら渉くんの位置が泉なのにな。
私は罪悪感にかられながら学校に着くのを待った
*
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作者名：はるや x他1人 | 作成日時：2017年7月31日 19時
