番外編 ハロウィン ページ48
ハロウィンそれは皆が仮装し
色んな家にお菓子を貰いに行くという
毎年この時期になれば恒例の行事である
子供ももちろん良い年をした大人でさえ
子供に返ってしまう日
魔法の日
そんな中1人の女の子は悩んでいた
何を着るかで迷っているのだろうか
『どーしよ、早くしなきゃ泉たちが来ちゃう』
どうやらハロウィンパーティをするようだ
彼女の部屋の床やベッドの上には
仮装の服が散乱している
すると彼女は意を決して
1つの衣装に手を伸ばした
『これでいっか…もう!』
彼女が手を伸ばしたのは
囚人のコスプレ衣装だった
『スカート短いけどいっかな?
タイツ履いてるし大丈夫だよね』
彼女の準備が終わった瞬間
タイミングよくチャイムが鳴る
ガチャッ
「「「「Trick or Treat!!!」」」」
『…ほ、本格的だね。泉以外は。』
セ「え!?」
う「ほら言ったじゃん!?
キョンシーとか違うだろ!!
狼男になれば良かったのにな」
坂「僕の衣装可愛い!?」
志「俺結構本格的やない!?」
『優くん可愛いよ^^*
聡くんすごい、ゾンビ??』
う「A〜!俺化け猫になったんだけど
どうかな!?似合う!?」
そう言ってAに近づく渉くん
『うん!似合ってるよ…!』
う「やったー!!!!」
坂「あ、なぁなぁ!
早うセンラの家行こうや!
ニコ生でもしながらパーティしようや!!」
志「ええな!!
ほな早う行かなヤバイな!!!」
優くんと聡くんは走って泉くんの家に行く
『…拗ねてるの?泉。』
セ「……」
う「…俺も先行ってるから早く来いよ!?」
渉くんは空気を読むように走っていく
セ「なぁ、俺似合わへん?キョンシー」
『似合ってるよ。すごく似合ってる
かっこいいよ^^*』
セ「ほんま!?嬉しいわぁ!
っていうかスカート短ない??
パンツ見えそうなんやけど」
『!?やっぱり短いかな…?
タイツ履いてるし大丈夫かと思ってたけど』
セ「こっち来て」
『え、うん。』
彼に抱きつくようになるA
セ「可愛すぎやねん。誰にも見せとうないわ
しかもこんな短いスカート、
俺だけに見せてくれればええのに…」
*
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作者名:はるや x他1人 | 作成日時:2017年7月31日 19時