39 過去 ＮＯside ページ40
泉はこの事に対して
先生に相談したが何も対処をしてくれない
友達だった奴にも
「Aには近づくなよ？？
またお前が辛くなるだけだぞ？？」
と言われAに話しかけようとすると
腕を引っ張られ遠ざけられ
皆を止めようとすると
「こんな奴庇うなよ、また暴力振られるぞ？」
と言われ誰もイジメを止めない
そんな困っている泉に紗也香は話しかける
「私がAから泉くんを守ってあげる！」
そう言ってきたのだ
泉は何かに気づく
そう彼女が噂を流したのではと
彼女の行動がおかしいからだ
皆Aを虐めるのに対して
彼女は泉の側で
「調子超えてたしイジメられて当然でしょ
ていうかイジメられてなかった方がすごい」
そんな発言をしていたからだ
彼女はボソッと言ったつもりなのだろう
泉は彼女の胸ぐらを掴み
「お前が、あんなデタラメ流したんやろ？
なんでこんなことするん！？」
そう怒りをぶつけた
一方彼女は
「私は噂流してないもん」
その一点張りだった
泉はAを助けに行く
そこで泉は叫ぶ
「なんで、あんなデタラメ信じとるん！？
お前らはAの何を見てきたんや！？
僕に傷あるん！？ないやろ！？
なのになんで信じとるん！？
なんでAをいじめとるん！？
お前らがやっとるのは
犯罪やで？！
これ以上A傷つけたら
ただじゃおらんからな」
そう小6の彼は叫ぶ
こんな子供の言うことだ
担任も気にしない
いや見て見ぬふりをする
今までイジメていたやつは
皆、次々と
「たしかに傷がない」
「確証ないよね」
そう口々に言い出す
紗也香は皆が
イジメを辞めていくのに腹を立てる
だから、今度は自分がイジメをする事にした
Aを校舎裏に呼び出し
殴った
何度も何度も
そして
カッターを出して
Aの腕を切りつける
紗也香は最終手段を使った
使われていない体育館倉庫に
Aを閉じ込めたのだ
泣き叫ぶ彼女を
紗也香は良い気味と見下すように
高笑いをする
Aは出れる場所を探す
すると一つの窓があった
今のAはボロボロで
使われていない体育館倉庫の窓を開ける力など
無かった
でも彼女は抜け出したい一心で
頑張った
するとなんとか開き
体育館倉庫から脱出が出来た
*
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作者名：はるや x他1人 | 作成日時：2017年7月31日 19時
