あの風柱にも弱点があるようで。【不死川実弥】

拾伍 ページ15

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その日の夜、事後処理にあたっていた.



どうやら今回は複数の鬼の出現により、負傷者も多かったらしい.



基本、鬼は群れることないが今回は異例だったようだ.





負傷者は藤の家紋の家に送ることになった.



その他の隊士は鬼殺隊本部へ帰還した.










「 すまない、俺の不注意で… 」



『 いえ、お気になさらずに.
他の隊士を守りながらの戦闘厳しいですから. 』





今回の任務にあたっていた冨岡様.


他の隊士を庇ったため、少しではあるが足を負傷してしまったらしい.





「 とはいえ、肩を借りるなど… 」


『 少しでも負担をかけないためです. 』





ちらりと横目で冨岡様を見るも、 なんとも言えぬ顔をしていた.





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他の隠と協力し、隊士たちを藤の家紋の家に送ることが出来た.





あとは、負傷した隊士の名前を一覧にして本部へ送るだけだ.





『 負傷した隊士の把握はこちらでしますので、他の
隠の方は先に本部へ戻ってください. 』





「 わかりました 」

「 よろしくお願いします 」





隊士を運んでくれた仲間を見送り、負傷者の把握に取りかかった.





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