幼馴染と住宅街 (ページ8)

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3話☆ ページ8

ケータ「何ですか…？」

公園のベンチに座ってそう問いかけてくるケータくん。

…うん、可愛いね←

「ここはどこ？」

『サナ姉最初にそれ聞くのは違う気がする!?』

「え!?じゃあ何聞くの!?」

確かにそうかもしれないけど、僕がここどこか分かってるんだよね!?

ケータ「あの…？」

『もう担当直入に言うね…僕達、異世界からトリップしてきたんだ。』

ケータサナ「え!?!?」

『ねぇサナ姉までどうして驚いてるの!?』

今驚いて良いのはケータくんだけだと思うんだよね!?

『えっと…僕達トラックに撥ねられて…そうしたら、気付けばこの世界、みたいな…』

「あたしたち撥ねられてたの!?」

『ねぇサナ姉ちょっと黙って…。』

このままじゃ話が進まないと思うんだよね…。

ケータ「本当…なんですか？」

まだ疑っているっぽいケータくん。

『本当だよ、天野ケータくん。』

ケータ「え!?」

『隣にいる白いソフトクリームみたいな妖怪がウィスパー、赤い猫妖怪がジバニャンだよね。』

ケータ「そ、そこまで知ってるの!?」

『一応ね…妖怪ウォッチ大好きだから。』

そう言うと、少しだけ信じてくれたらしく。

でも信じきれないのか腕を組んでいる。