幼馴染と住宅街 (ページ24)

今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:1,215 hit

19話☆ ページ24

『おはよー。』

次の日のこと。

朝起きるとサナ姉がいないから、ケータくんの部屋かなって思ってケータくんの部屋に入る。

…ドアを開けて、すぐ閉めて、頭を抱えながら考える。

『…今誰いた？』

サナ姉とケータくんと、誰が雑談してた？

ちょっと待ってくださいよ普通にいるべきではない人がいたんですよ混乱してます…。

「ナナ何してるの？一緒に話そうよ。」

そう言って出てきたサナ姉の腕を引っ張って外に出してまた部屋を閉める。

『…あのね、今の人は流石に普通にいるべきではないんだわ、分かってよ。』

「え？でも、良いって言ってた」

『流石に良くないと思うんだよね僕の心臓止めに来てるのかな!?!?』

？「オレがいるのはそんなにいけねぇのか？」

『ぎゃあああああああああ!?!?』

…中から出てきたのは、豪勢な服を着ている、金髪の男。

髪は無重力なのかめちゃくちゃ逆だってるし…顔は色が濃い。

少年っぽいけど整った顔をしている彼は…

『こんなところに普通にいていいんですか!?!?エンマ大王!!!!』

妖魔界をおさめる王である、エンマ大王だ。

エンマ「ノルカとソルカの話してたんだよ。」

『とはいえ流石に驚きます…!!!!』

まあ寝坊して昼間で寝てた僕も悪いんだけど!!!!